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国宝臼杵石仏公式ブログ

記事アーカイブ:

今年もカワセミがきています

カワセミ

また今年もカワセミちゃんが来ています。

参道のすぐ下の川で、魚を狙っています。

深田周辺に一年中生息しているようなのですが、参道下の川に来るのは毎年決まってこの時期、寒くなってからです。

毎日毎日、川べりでちょこんとかわいく、水の中を眺めながら、川に飛び込むタイミングを見極めているようです。

飛び立つときの背中の青は本当にきれいです。

お時間ある方は、是非石仏周辺でカワセミを探してみて下さいね!

カワセミ

 

11月最後の参道

 温かい日が続いた今年の秋、遅かった紅葉も11月最後の日になって、ようやく美しく見頃を迎えました。
憂いを帯びた晩秋の官房長官(ホキ1群2龕)

憂いを帯びた晩秋の官房長官(ホキ1群2龕)

色付く木々の合い間から眺めるホキ1群2龕の阿弥陀如来様(官房長官)は、晩秋の憂いを帯びた表情がさらに魅力的にみえます。

ホキ1群1龕の如来様方

ホキ1群1龕の如来様方


染まりゆく葉を前に隣の1龕の如来様方と向かい合うと、過去・現在・未来という時の流れをあらためて感じさせられるものです。
みなさま、明日から何かと忙しい師走ですが、ひと息つきたい時には臼杵石仏の参道でゆったりとしたお時間を過ごしてみませんか?
ようやくモミジのアーチができました

ようやくモミジのアーチができました

鐘撞き堂から響く、石仏の声

 晩秋の石仏公園は、石碑に刻まれた言葉を読みながら散策したり、祈りの回廊の巡礼地でもある満月寺を訪れたりするのに相応しい落ち着いた魅力があります。

満月寺の境内

満月寺の境内

祈りの回廊のスタンプ

祈りの回廊のスタンプ

満月寺

満月寺

そうした中、時おり響き渡る鐘の音を聞くと、心に安らぎが広がってくるものです。これは、満月寺奥の鐘撞き堂から鳴らされる音です。
お寺の鐘には、2つの大事な役割があるそうです。
まず、時を知らせること。
かつては、朝夕の鐘の音を聞いて仕事の区切りを付ける、など人々の暮らしに活用されていました。

 もう一つは、人々に「仏さまの声」を届けること。
鐘の音を聞いた人々が苦悩から解放されて穏やかな気持ちに包まれる、というものです。大晦日の除夜の鐘もこの意味で使われているのですね。

 さて、満月寺奥の鐘撞堂は、どなたでもご自由に撞いていただけます。

自らの手で奏でた音を全身で感じ入るのも、誰かの鳴らした響きを有難く受けるのも、心に落ち着きと安らぎを与えてくれそうです。

 みなさま、紅葉の進む臼杵石仏で梵鐘の音に出会ってみませんか?

 

石仏公園から眺める古園石仏

心の小径の石碑

心の小径の石碑

山王山石仏からの眺め

山王山石仏からの眺め

山王山石仏からの眺め

 今朝の石仏参道内の様子です。少しずつ紅葉が進んでいます。

この時期は、山王山石仏がお堂の中にひっそりといらっしゃるように見えます。晩秋のほの暗さに仏体表面の程よい色合いが、存在感を持って浮かび上がるからでしょうか?
さて、山王山のお釈迦様を背にしてホキ1群を眺めてみました。仏様と同じ角度で。長年変わらない視界、季節の変化をさぞ楽しみにしていることでしょう。目の前の大きなもみじが煌々と色づくまでもう少しですね。

 石仏公園の唐楓もさらに色付いてきました。小春日和の秋空によく映えます。
本日は、白馬溪もみじまつりも開催中です。
みなさま、臼杵石仏や白馬溪でゆったりとした時間をすごしてみませんか?

石仏の紅葉と紫外線照射の進捗状況

 

 

ホキ1群から山王山にかけてのもみじのアーチ

ホキ1群から山王山にかけてのもみじのアーチ

11月も半ば過ぎに入りましたが、石仏の紅葉はもう少し時間がかかりそうです。

 紅葉が進むとホキ1群から山王山へともみじのアーチがかかり、1分間の紅葉小径となります。
今はまだ一部だけですが、晩秋の陽と相まって美しく映ります。

 古園石仏から見渡す公園も日ごとに色づきが深まる様子。唐楓の木の緑から朱色やがて赤、と染まりゆくグラデーションは、何ともメルヘンチックな景色です。ハートの小径ともよく似合います。

古園石仏からの眺め、唐楓のグラデーション

古園石仏からの眺め、唐楓のグラデーション

 さて、1112日に1回目の地衣類の除去作業を終えた古薗石仏群の様子です。
先日、紫外線の板を一旦外しております。
数日後、仏体の深層部まで届くよう2回目の照射に入る予定です。
近付いてみると、表層部の緑の部分がほとんどなくなり、きれいになっていました。
古園には如来さまから天部さままで全ての位の仏様がそろっているのですが、みなさまお揃いで気持ちよく過ごされているのでは?

お肌の表面がきれいになった古園石仏群のみなさま

お肌の表面がきれいになった古園石仏群のみなさま

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