MENU

国宝臼杵石仏公式ブログ

春のお彼岸~ホキ石仏第2群 九品の弥陀に朝陽が射します

九品の弥陀、中央の阿弥陀如来坐像の額に朝陽が当たる

九品の弥陀、中央の阿弥陀如来坐像の額に朝陽が当たる

 明日から春のお彼岸に入ります。

今年のお彼岸は、3/17(日)~3/23(土)

 中日の3/20(水)春分の日には、臼杵石仏で珍しい現象が起こります。

 朝陽がホキ石仏第2群第1龕(九品の弥陀)の中心の大きな阿弥陀如来様の額に射すのです。

 これは、お彼岸には此の世とあの世が最も近づく、という仏教の考え方を表しています。

 仏教では、人の一生を太陽の軌跡になぞらえ、人は東から生まれ西に没するとされています。
九品の弥陀のある場所は、臼杵石仏では最も西に位置します。正面の満月寺方向が東となります。その間にある石仏公園には、かつて池がありました。
これは三途の川に当たります。

此の世とあの世が最も近づく構図

此の世とあの世が最も近づく構図

 春分の日は、太陽が真東から昇り真西に沈む日。

つまり、太陽が東側(此岸)から三途の川を通って西側(彼岸)に達する直線距離が直角に結ばれる(最も短くなる)、という構図できあがるわけです。

 

石仏のオープンは午前9時でおすので朝陽の額に当たる場面は、想像の中となります。

が、11時くらいまでは、普段より煌々と照らされた九品の弥陀が臨めます。

平安期の仏教の世界に想いを馳せるいいお彼岸が体感できますよ!

TOP