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国宝臼杵石仏公式ブログ

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臼杵石仏を見護るもう一つの仁王像

満月寺の仁王像

満月寺の仁王像

臼杵石仏の仁王像といえば、古園石仏群入口にある金剛力士立像が有名ですが、石仏公園内にある満月寺の正門前にも仁王像があります。
「満月寺の仁王像」と呼ばれ親しまれていますが、別名「木原石仏」という特別史跡に指定された由緒正しい像です。
 
向かって右側が口の開いた「阿形」、左が口をぎゅっと閉じた「吽形」。
通常、仁王像は手に金剛杵(硬い武器)を持っているのですが、この2体は何も持たず、腕をぐいっと上げて全身で迫力を表現しています。
吽形

吽形

阿形

阿形

 



また、何と言っても鼻が完全に削られ、哀れにもひょうきんな表情をしているのが、最大の見どころ。

鼻を削って飲むと疫病に効くという云われがあり、この姿になったようです。

 
夏には、耳の上あたりにぴょこりと生えた草が、天然のアクセサリーとなり、一段と活き活きとして見えるものです。
 
満月寺は12世紀に石仏群の建立と併せて建てられたことが、分かっています。
その点から、石仏群全体を見護ってくれる有り難い仁王像なのかもしれませんね。
 
みなさま、石仏にお越しの際は、ぜひ満月寺のユーモラスな仁王像をご覧ください。

お正月休みの最後は石仏へ!

新年の参道

新年の参道

お正月も明けましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
帰省されていた方もご自宅に戻られた頃でしょうね。
来週から仕事始めという方も多いことと思います。

 年末年始、臼杵石仏にはたくさんのお客様にお越しいただき、大変感謝しております。ありがとうございました。

 さて、初詣に何社も廻られた方も、まだの方も連休最後の日曜日、臼杵石仏にいらっしゃいませんか?

臼杵石仏は、1周800m、約30分の仏様巡りとなります。
お正月でちょっと鈍ったお身体のメンテナンス、週明けからの準備運動になりますよ!

 新年、参道の朝陽はとりわけ明るく感じられるものです!朝霧も美し!

 みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

朝霧が映える参道

朝霧が映える参道

新年のご挨拶

謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、よき新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

昨年は、大分県で開催されましたラグビーワールドカップのおかげもあり、国内外よりたくさんのお客様にお越しいただき、とても賑やかな一年となりました。

本年は東京オリンピックも開催され、国内は元より世界中のお客様に親しまれる国宝臼杵石仏となれますよう努力して参ります。

臼杵石仏は、すでに元旦から初詣に来られた多くのお客様で賑わっております。
新しい年が皆様にとってよりよき年となりますよう、61体の石仏と共にお祈り申し上げます。

令和2年元旦 

紫外線照射後の本除去が進んでおります!

苔類に浸食された部分

苔類に浸食された部分

昨日から、古園石仏で「紫外線照射後のクリーニング」の「本除去」が行われています。
写真で指さしている場所は、苔類の浸食により岩肌がはがれた部分です。この様な状態を避けるために、2回にわたる除去が必要となります
今回の作業は、11月に行われた表層部の除去の次の工程です。1回目紫外線照射によって、枯死させた苔類を除去すると、次の層(深い部分)が現われます。数週間かけてその部分を照射し、深い部分の苔類を枯死させます。そして、今回やっと苔の根の部分にまで作業が進められるというわけです。
 
ただし、根こそぎ除去してしまうと、仏像を痛めてしまうので、根を少し残しながら取り除くそうです。常日頃、岩肌に触れている専門の方々の感覚が生かされる作業となります。
 
「完全に取り除くわけではなく」と、聞くと改めて、天然の岩肌に彫られた仏様のメンテナンスであることを実感させられます。作る時も、維持にも「人と自然の調和」が試される文化。その精神も大切に承継させていきたいと願っております。作業は明日まで行われます。
冷たい岩肌の中で慎重な作業をしていただき、大変感謝しております。
 
さて、今年も残りわずか、参道の柿の実も残りわずかとなりましたが、臼杵石仏は年末もイベントが盛り沢山。
今週の土曜日はオーガニック朝市「ひゃくすた」が開催されます。
日時:12月28日(土)、8時~11時、場所:石仏公園
 
また、31日には「年越し供養法要&年越しイベント」も行われます。
年越し供養法要
日時:12月31日(火)、午前11時~30分程度
場所:古園石仏
年越しイベント
日時:12月31日(火)、23時30分~元旦1時30分
場所:臼杵石仏

みなさまのお越しをお待ちしております!

12/21(土) 第13期生 臼杵っこガイド講習が始まりました

臼杵っこガイド講習

臼杵っこガイド講習

12月21日(土)、令和2年度4月から活躍する「臼杵っこガイド」の第1回目の講習会が開催されました。

臼杵市内の小学生3名が参加し、早速、座学と実地研修を行いました。

【臼杵っこガイドとは】
臼杵市教育委員会では毎年、臼杵の歴史に関する検定「臼杵っこ検定」を実施しています。上級合格者のうち希望者は、臼杵石仏についての講習を受けることができます。この講習で認定されると、臼杵っこガイドとして臼杵石仏で案内することができます。

4回の石仏での講習と卒業試験を経て、晴れて「臼杵っこガイド」として活動に入ります。年に数回、イベントや連休に合わせて登場し、一般のお客様を案内してくれます。

さて、今日参加した子どもたちは、第13期生となります。
これまで、たくさんのOBも誕生していますが、彼らが全国に世界に羽ばたいた時、そこで出会った人々に「ふるさと臼杵」を紹介できることは、大変素晴らしいことです。

臼杵石仏では、後世へ承継のため、「仏像の保存・修復」に紫外線照射という画期的な技術を取り入れ力を入れております。
「臼杵っこガイド」の育成もまた、地域の文化を後世に語り伝える重要な取組みです。

先入観のない柔軟な思考と子どもらしい感受性で学ぶふるさとの歴史。一人ひとりオリジナルなガイド本を作成し、自分の言葉で案内するふるさとの文化。

来年度からの活躍に期待しております!

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