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国宝臼杵石仏公式ブログ

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厳しくも優しいお不動さん

不動明王というと、憤怒の形相をたたえた厳めしい姿が有名ですね。

大日如来の化身とされ、人の心にまとわりつく迷いや強い煩悩を追放し、悟りへ導くまでは動かない、という強い意志がこの恐ろしい姿に表されていると言われています。

 優しい表情をした仏様が多い中、何となく目に付き易い仏様。昔から「お不動さん」の名で親しまれています。

時には厳しさも必要、いや、それこそが本当の慈悲の心かもしれませんね。

 臼杵石仏にも3体いらっしゃるお不動さん。

まず、ホキ石仏第2群第1龕の向かって右。特徴がよく留まり、判り易い立像です。

ホキ石仏第2群第2龕の不動明王

ホキ石仏第2群第2龕の不動明王

次に、古薗石仏群の向かって左から2番目。こちらは臼杵市内で最も古い不動明王です。

古園石仏群の不動明王

古園石仏群の不動明王

最後に、「見えない石仏」の一つですが、ホキ石仏第2群第1龕の向かって左端(剥落のため、現在は収蔵庫に保管)。どんな姿で立っていたのでしょうか?

頬樹石仏第2群第1龕の見えない不動明王

頬樹石仏第2群第1龕の見えない不動明王

その隣にはやはり見えない石仏である「広目天」のむっちりした足先があります(台座の上)。この場所は、特にもろい状態だったことが伺えます。

 みなさま、Myお不動さんを決めて、時には厳しい一言を受けてみませんか?

 

満月寺の仁王像にも新緑

満月寺の仁王像

満月寺の仁王像

少し肌寒い週末の石仏ですが、参道は新緑の季節を迎えております。

 ホキ石仏第1群から山王山に続く、青い紅葉のアーチ。
「ホーホケキョ」をマスターした鶯の声が響きます。
山際にぬっと現れた黒い塊は、タケノコ。目を凝らすとあちこちに。

青紅葉のアーチ

青紅葉のアーチ

あちこちにタケノコが

あちこちにタケノコが

静かな参道には生命力が漲っていました。

 さて、満月寺前の仁王像にも、新緑が訪れていましたよ。
向かって左の仁王様の胸元からぴょこんと青葉が!

胸元から青葉

胸元から青葉

 この仁王像、正式名称は木原石仏といい、国の特別史跡に指定されています。
制作期は、石仏群より少し新しい鎌倉後期から室町前期(推定)。

鼻を削って飲むと疫病に効くと云われ、鼻が完全に削られています。
代わりに、今度は胸から薬草を出してくれたのでしょうか?

 芝桜も咲いてきました。
新緑の石仏、お散歩コースにいかがでしょうか?

古園石仏からの眺め

古園石仏からの眺め

満月寺住職 蓮の根の仕分け作業

満月寺住職

今日は満月寺の住職さんが、外で作業をしていました。

声をかけてみると

「今日はどろんこ遊びをしよんのよ~」とのお返事。

蓮の時期になると、石仏の蓮畑とは別に、満月寺にもたくさんの種類の蓮が咲き誇ります。

これらは、住職さんがご自分でプランターで育てているものです。

石仏の蓮畑とは広さや育て方が違うので、手入れの方法も違うようです。

去年、私たちを愉しませてくれた満月寺の蓮は、約一年経った今、土の色が真っ黒くなり、ヘドロのようになっていて、かなり臭いです。

その中から、今年花を咲かせてくれそうな、強くきれいな根っこのみを手作業で選んでいきます。

この作業をしないと、古くなったいらない根っこが邪魔をして、花が大きくきれいに育たないそうです。

直径30~50cmほどの、水や泥の入ったプランターはとても重く、動かすだけでも一苦労。

プランター

写真に並んでいるプランターは、根っこを仕分けし終わり、水を全部入れ替えたものです。

この水の下には蓮の根っこが埋まっています。

住職さんは、毎年この作業を一人でやっているそうです。

泥

上の写真のドロドロの塊の中から、しっかりした強そうな根っこだけを取り出します。

取り出したものがこれ↓

蓮根っこ

ぐるぐると折り重なっていたものを広げて、泥を落とすと、きれいな根っこが出てきます。

この写真を見ると思い出すのがレンコン。

「石仏のレンコンはどうしてるのですか?」

などと、お客様からのお問い合わせも時々ありますが、実は、観賞用の蓮には食べられるレンコンはできません。

満月寺住職

「さすがお釈迦様の花やなぁ。こんな泥の中からすーっと伸びて綺麗な花を咲かせるんやけんなぁ。」

「せっかくやけんお客さんに愉しんでもらいてーけん!」

と満面の笑みで語ってくれました。

満月寺を訪れる際は、住職さんのこの笑顔を思い出しながら蓮をお愉しみ下さいね!

暖かな春の雨、その成せる技

川辺に咲き広がる菜の花

川辺に咲き広がる菜の花

ほろ苦いような菜の花の黄色い香りが漂う花曇りの日。
石仏の景色も、見る度に春めいてくるようです。

春めく山

春めく山

 菜種梅雨を思わせる先週の暖かな雨の日のこと、石仏がこの春一番と言える程に発色しておりました。

袈裟の模様が浮かぶ観音菩薩

袈裟の模様が浮かぶ観音菩薩

(ホキ石仏第2群の)観音菩薩様の袈裟の模様もよく見えます。お顔はほんのり上気しているよう。

 また、雨の日に梵字が浮かび上がる勢至菩薩様(古園石仏群向かって左から三番目)。この日も期待通り、梵字がはっきり見えました。通常の状態と比べてみると、その違いがよく分かりますね。

通常の状態

通常の状態

雨の日の梵字

雨の日の梵字

               

 



暖かな春の雨、また石仏を染めてくれるかな?

3月の「ひゃくすた」が開催されました

3月のひゃくすた

3月のひゃくすた

心配されていた雨も持ちこたえ、「ひゃくすた」が開催されました。

 「寒の戻り」という言葉がぴったりの冷たい朝となりましたが、走り回る子どもたちは元気いっぱい。土手には菜の花が揚々と咲き並び、朝の石仏公園には春の気配が漂っていました。

ビーツと若い人参

ビーツと若い人参

さて、本日の野菜たちです。春ニンジンやビーツ、菊芋等の根菜類や柔らかそうなほうれん草、原木椎茸等、3月になったなあ、と思わせる顔ぶれが並びます。春の息吹を吸い込んだ野菜たちは、今まさに吸収したい養分の詰め込まれた天然のサプリメントですね。

オーガニックスウィーツ

オーガニックスウィーツ

勢いある海の幸の朝ごはん

勢いある海の幸の朝ごはん

蕗味噌など春野菜デリ

蕗味噌など春野菜デリ


夫いっぱいのオーガニックスウィーツに、畑や海の恵み満載の朝ごはんプレート、見て回るうちに気分もウキウキしてくる楽しい朝市となりました。
訪れるお客様も思い思いの楽しみ方をされているようでした。

 また、マスク着用やマイバック・ゴミの持ち帰り等、お客様のご協力と出店者のみなさまの誠意ある取り組みに感謝いたします。ありがとうございました。

 来月の「ひゃくすた」は、近辺の桜も見頃を迎える石仏公園での開催となるでしょうね!

川を彩る菜の花

川を彩る菜の花

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