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国宝臼杵石仏公式ブログ

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参道のかわいい山野草(ちりあやめ)と小さな仏さま

ちりあやめ

ちりあやめ

 参道では四季折々、様々な山野草と出会うことができます。今朝は、かわいらしい紫色の花「ちりあやめ」を見付けました。
毎年、梅雨前のこの時期に石仏入口からホキ石仏第2群に向かう道沿いに咲きます。
その名の通り、小さなあやめのような姿です。紫陽花の足下にひっそりと、しかし存在感を持って現れます。

 さて、暗い岩肌に顔をのぞかせる赤いビビットカラーの実は、野イチゴ。そういえばこの間まで白い花を付けていたな、と1ヵ月前のことが思い出されます。

野イチゴ

野イチゴ

 小さくても心を惹きつけられる2つの山野草。

ホキ石仏第2群第2龕の九品弥陀

ホキ石仏第2群第2龕の九品弥陀

ホキ石仏第2群第2龕の9体の阿弥陀如来さま(九品の弥陀)もまた、小さな仏さまです。極楽浄土へ導いてくれるお迎えの仏さま。

人は生前の行いによって9通りに分けられ、それぞれに対応する阿弥陀さまが現れるとされます。「どの阿弥陀さまが自分の極楽往生に現れるのだろう?」、と考えながら拝見すると表情も少しずつ異なり、いや全く別のお顔をしていると新たな発見も。

 小さくても丁寧に向き合うと、心に残るという体験は案外多いもののようです。いつもより目線を低くして、初夏の石仏巡りを楽しんでみませんか?

新緑の季節がやってきました~新年度は石仏でリフレッシュ

 ついこの間まで満開だった桜も早くも葉桜へ。
入替るように、参道は新緑の季節が訪れております。

山王山から下る階段の木陰には薄紫色のシャガがひっそりと迎えてくれます。
静かなイメージの花ですが、新緑を告げる重要メンバーです。

シャガの花

シャガの花

 また、岩の間からは野イチゴの花も。明るく可憐な姿は参道に生命力を放っているようです。

可愛らしい野イチゴの花

可愛らしい野イチゴの花

芝桜も咲き広がってきました。青空の下、美しく彩る様子を眺めていると、心が満たされてきます。

仁王さま(金剛力士立像)もこの景色を愉しんでおられるのでしょうか?

仁王さま(金剛力士立像)もこの景色を愉しんでおられるのでしょうか?

 古園石仏を護ってくれるガードマンこと金剛力士立像も、こんな景色を楽しんでいるのでしょうか?

鮮やかに咲き広がる芝桜

鮮やかに咲き広がる芝桜

 みなさま、新年度に入り緊張したりお疲れを感じている方もいらっしゃると思います。
瑞々しい若葉の息吹ただよう石仏を散策しリフレッシュしてみませんか?

春のお彼岸には、ホキ石仏第2群でよきひと時を

 春のお彼岸がやってきました(今年は3/17(火)~23(月))。
桜はもう少し先のようですが、菜の花が美しく咲き広がっております。

臼杵石仏では、この間ぜひ注目してほしい場所があります。ホキ石仏第2群第2龕です。(入口から一番近い場所で「九品弥陀」と呼ばれる9躯の阿弥陀如来さまが並んでいます。)

 お彼岸には、この場所に朝陽が燦々と射し込む、という面白い現象が見られるためです。特に、中尊の大きな阿弥陀さまの額に陽が当たります。

これは、ホキ2群が臼杵石仏で最も西に位置しているためです。
正面には石仏公園を挟んで満月寺がありますが、こちらが東。仏教には、人の一生を太陽の軌跡になぞらえて、人は東から生まれ西に没する、という考え方があります。東の満月寺方面は此の世(此岸)、ホキ2群(石仏方面)はあの世(彼岸)ですね。

春分の日・秋分の日は、太陽が真東から上り真西に沈むため、彼岸と此岸を通る太陽の通り道が最も短くなる、つまりこの世とあの世が最も近づく日、とされています(下図参照)。

此の世とあの世が最も近づく構図

此の世とあの世が最も近づく構図

 あの世にいらっしゃる親しかった家族や知人を忍びながら、明るい陽に照らされた阿弥陀さまをご覧になってみるのはいかがでしょうか?

 

報恩法要~心を同じくして

 菜の花が咲き誇る石仏で、報恩法要が行われました。
この法要は、石仏造営に関わった多くの人々や石仏に感謝の意を捧げるもので、毎年3月に行われます。

さて、11時に満月寺を出発です。臼杵市仏教会の僧侶のみなさまに続き、参列者が列をなして石仏各群を巡拝しました。

 遠く平安から現在に至るまで石仏に関わった人々に想いを馳せ、又、そうした人々の力でできた石仏に改めて感謝しながら廻る石仏。
同じ時に同じ心で歩くという貴重なひと時です。

今日は一般の方々や海外からのお客様も参列されておりました。
柔らかな春の陽射しがみなさまの心も明るく照らすような法要となりました。

 

臼杵っこガイド&学芸員の認定式

令和7年度の臼杵っこガイド&学芸員の認定式が古園石仏群で行われました。
7名のガイドさんと学芸員さんが誕生しました!

 新学芸員さんの挨拶の中で、「臼杵の歴史を学ぶことで、普段の景色が変わって見えるようになりました」など、講習を受けることで豊かな感性が育まれていることが伺えました。

「臼杵っこガイド」とは
臼杵市教育委員会では、毎年臼杵の歴史検定「臼杵っこ検定」を実施しております。上級合格のうち希望者は、国宝臼杵磨崖仏についての講習を受けられ、認定者は「臼杵っこガイド」として磨崖仏のガイドとして活動することができます。

 「臼杵っこ学芸員」とは
「臼杵っこ検定」の上級合格者のうち希望者は臼杵市歴史資料館の学術専門員による、展示資料の講習を受けられ、認定者は「臼杵っこ学芸員」として館内に展示されている、江戸時代の絵図資料などについての案内をし、活躍することができます。

ガイド風景

さて、式典の後は実際に各群でお客様をお迎えしました。ガイドデビューです!自分でまとめた案内文を手に説明すると、お客様も熱心に聞いておられました。

新ガイド&学芸員のみんなの活躍を61体の国宝磨崖仏と共に願っております!
臼杵の観光をみんなで盛り上げていきましょうね!期待しております!

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