MENU

国宝臼杵石仏公式ブログ

記事アーカイブ:

春のお彼岸には、ホキ石仏第2群でよきひと時を

 春のお彼岸がやってきました(今年は3/17(火)~23(月))。
桜はもう少し先のようですが、菜の花が美しく咲き広がっております。

臼杵石仏では、この間ぜひ注目してほしい場所があります。ホキ石仏第2群第2龕です。(入口から一番近い場所で「九品弥陀」と呼ばれる9躯の阿弥陀如来さまが並んでいます。)

 お彼岸には、この場所に朝陽が燦々と射し込む、という面白い現象が見られるためです。特に、中尊の大きな阿弥陀さまの額に陽が当たります。

これは、ホキ2群が臼杵石仏で最も西に位置しているためです。
正面には石仏公園を挟んで満月寺がありますが、こちらが東。仏教には、人の一生を太陽の軌跡になぞらえて、人は東から生まれ西に没する、という考え方があります。東の満月寺方面は此の世(此岸)、ホキ2群(石仏方面)はあの世(彼岸)ですね。

春分の日・秋分の日は、太陽が真東から上り真西に沈むため、彼岸と此岸を通る太陽の通り道が最も短くなる、つまりこの世とあの世が最も近づく日、とされています(下図参照)。

此の世とあの世が最も近づく構図

此の世とあの世が最も近づく構図

 あの世にいらっしゃる親しかった家族や知人を忍びながら、明るい陽に照らされた阿弥陀さまをご覧になってみるのはいかがでしょうか?

 

報恩法要~心を同じくして

 菜の花が咲き誇る石仏で、報恩法要が行われました。
この法要は、石仏造営に関わった多くの人々や石仏に感謝の意を捧げるもので、毎年3月に行われます。

さて、11時に満月寺を出発です。臼杵市仏教会の僧侶のみなさまに続き、参列者が列をなして石仏各群を巡拝しました。

 遠く平安から現在に至るまで石仏に関わった人々に想いを馳せ、又、そうした人々の力でできた石仏に改めて感謝しながら廻る石仏。
同じ時に同じ心で歩くという貴重なひと時です。

今日は一般の方々や海外からのお客様も参列されておりました。
柔らかな春の陽射しがみなさまの心も明るく照らすような法要となりました。

 

臼杵っこガイド&学芸員の認定式

令和7年度の臼杵っこガイド&学芸員の認定式が古園石仏群で行われました。
7名のガイドさんと学芸員さんが誕生しました!

 新学芸員さんの挨拶の中で、「臼杵の歴史を学ぶことで、普段の景色が変わって見えるようになりました」など、講習を受けることで豊かな感性が育まれていることが伺えました。

「臼杵っこガイド」とは
臼杵市教育委員会では、毎年臼杵の歴史検定「臼杵っこ検定」を実施しております。上級合格のうち希望者は、国宝臼杵磨崖仏についての講習を受けられ、認定者は「臼杵っこガイド」として磨崖仏のガイドとして活動することができます。

 「臼杵っこ学芸員」とは
「臼杵っこ検定」の上級合格者のうち希望者は臼杵市歴史資料館の学術専門員による、展示資料の講習を受けられ、認定者は「臼杵っこ学芸員」として館内に展示されている、江戸時代の絵図資料などについての案内をし、活躍することができます。

ガイド風景

さて、式典の後は実際に各群でお客様をお迎えしました。ガイドデビューです!自分でまとめた案内文を手に説明すると、お客様も熱心に聞いておられました。

新ガイド&学芸員のみんなの活躍を61体の国宝磨崖仏と共に願っております!
臼杵の観光をみんなで盛り上げていきましょうね!期待しております!

保存作業現場公開&臼杵っこガイド

3連休初日の土曜日、古園石仏群で保存作業現場の公開が行われました。

普段は立ち入ることのできない柵の内側に入ることができ、間近で仏像を見ることができる特別な日です。

この公開を目当てに訪れた方はもちろん、偶然足を運ばれた方々も、足場に上がってその大きさを体感されていました。

そして、気の遠くなるような繊細な保存作業を目の当たりにし、驚きの声があがっていました。

また同じ時間帯には、臼杵っこガイドによる案内も行われました。

訪れたお客様に自ら声をかけ、ハキハキとした聞き取りやすい声で丁寧に案内する姿がとても印象的でした。

ガイド内容の台本は自分で作成したもの。

この日は「作業現場公開」という特別な機会でもあったため、アドリブで内容を加えながら、自分の言葉でしっかりと案内することができていて、とっても上手でした。

お客様からも、

「よく勉強していますね、すごいですね」

「何も分からずに来たので、石仏の歴史背景が詳しく分かってとても勉強になりました」

「いいタイミングで来ることができて、本当によかったです」

など、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。

自分の言葉で伝えるからこそ、しっかりと想いが届くんですね!

これからも時間のあるときには、ぜひ臼杵っこガイドの活動をお願いします^^

 

↑突然の取材対応も緊張しましたが、いつも通りの大きな声で頑張りました!

 

「大分B‐リングス」の必勝祈願が執り行われました!

 2/16に臼杵にキャンプインした大分Bーリングス。
「九州アジアプロ野球リーグ」に所属する大分県発のプロ野球チームです。

 キャンプ会場は「フジジンの杜スタジアム」となります。
詳しくはこちら
大分Bーリングス

キャンプ初日の今日、古園石仏群で本年度の必勝祈願が行われました。
ご住職がチームの安全と必勝を祈り力強い読経を行い、有り難い「般若の梵風」を選手のみなさまに受けていただきました。

この風を受けると、大般若経を読みあげるのと同じご利益がある、とされています。

また、お一人ずつ大日如来さまに手を併せてお願いもされました。ほっとさんも参列しましたよ!

 

チームのみなさまが、臼杵のキャンプで鍛えた成果を発揮し、素晴らしい試合に臨まれますことを61体の石仏と共に願っております!

TOP