保存作業現場公開&臼杵っこガイド



3連休初日の土曜日、古園石仏群で保存作業現場の公開が行われました。
普段は立ち入ることのできない柵の内側に入ることができ、間近で仏像を見ることができる特別な日です。
この公開を目当てに訪れた方はもちろん、偶然足を運ばれた方々も、足場に上がってその大きさを体感されていました。
そして、気の遠くなるような繊細な保存作業を目の当たりにし、驚きの声があがっていました。

また同じ時間帯には、臼杵っこガイドによる案内も行われました。
訪れたお客様に自ら声をかけ、ハキハキとした聞き取りやすい声で丁寧に案内する姿がとても印象的でした。
ガイド内容の台本は自分で作成したもの。
この日は「作業現場公開」という特別な機会でもあったため、アドリブで内容を加えながら、自分の言葉でしっかりと案内することができていて、とっても上手でした。
お客様からも、
「よく勉強していますね、すごいですね」
「何も分からずに来たので、石仏の歴史背景が詳しく分かってとても勉強になりました」
「いいタイミングで来ることができて、本当によかったです」
など、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
自分の言葉で伝えるからこそ、しっかりと想いが届くんですね!
これからも時間のあるときには、ぜひ臼杵っこガイドの活動をお願いします^^

↑突然の取材対応も緊張しましたが、いつも通りの大きな声で頑張りました!
「大分B‐リングス」の必勝祈願が執り行われました!

2/16に臼杵にキャンプインした大分Bーリングス。
「九州アジアプロ野球リーグ」に所属する大分県発のプロ野球チームです。
キャンプ会場は「フジジンの杜スタジアム」となります。
詳しくはこちら
大分Bーリングス
キャンプ初日の今日、古園石仏群で本年度の必勝祈願が行われました。
ご住職がチームの安全と必勝を祈り力強い読経を行い、有り難い「般若の梵風」を選手のみなさまに受けていただきました。

この風を受けると、大般若経を読みあげるのと同じご利益がある、とされています。

また、お一人ずつ大日如来さまに手を併せてお願いもされました。ほっとさんも参列しましたよ!

チームのみなさまが、臼杵のキャンプで鍛えた成果を発揮し、素晴らしい試合に臨まれますことを61体の石仏と共に願っております!
本日は、臼杵雪仏?
昨夜からの冷え込みで、うっすら雪化粧の臼杵石仏。
午前中は雪がちらちら舞っておりました。

さて、臼杵石仏では磨崖仏の保存のために、シャッターを降ろして温度管理を行っております。そのため、外気温が1℃を下回る間は閉めたままの状態で観覧していただくことになります。温度計は各群に設置されており、場所によって温度の上がり方は異なります。
本日は、1番に1℃に達したのは古園石仏群で9時40分、最後のホキ石仏第1群は10時40分でした。日の当たり方などによって、こんなに時間差があるものなんですね。
シャッターの中は、風の音や鳥の声も遠く静かで落ち着いた空間です。仏様との距離も近くなったような感じがします。

とはいえ、午前中には全開することができ、お客様をいつもの状態でお迎えすることができました。
寒い中、朝からご家族(わんちゃんも)で来られる方や、九州旅行中の方で雪でも決行された県外、海外の方が来てくれました。 みなさま、雪の石仏を愉しまれたようです。ありがとうございます!
今が見頃です!山王山石仏

12月からクリーニング作業を行っていた山王山石仏。
まるでレントゲンを撮っているかのように、がっちりと紫外線を照射しておりました。

紫外線照射中の山王山
その甲斐あって、草一本ない、緑の部分のないきれいなお肌でお目見えです。
ここ数年で今が最も美しい?平安時代に近い状態でしょうか。
しかし、数百年の時の流れは留めたまま、静かに座る御三方。

きれいになった山王山
子どものような無垢な表情と謂われることの多い中尊の釈迦如来さま。改めて、見る人の心を温かくさせてくれる仏としての偉大さを感じます。
さて、2月に入り梅の花も咲き始めました。梅林の中を歩くと早くも白い花を多く付けた枝からひと筋甘い香りが漂ってくるようでした。全体的にはまだ咲いていない木が多いのですが。
みなさま、まだまだ寒い日が続きますが、きれいになった山王山に会いに来ませんか?心の気温がちょっと上がるかもしれませんよ。や梅の花を観ながら春を感じてみませんか?


古園石仏を護るガードマン(金剛力士立像)のお手入れ

文化財の扱いに慣れた方々による剪定
古園石仏群入口に立ち役を担う頼もしい金剛力士立像。
本日は、寒空の下、草や蔦、苔などの剪定が行われています。
シャッターも覆い屋もない自然に近い場所なので、植物も勢いよく育ちます。
そこで、定期的に文化財の扱いに慣れた方々によって剪定が行われます。
作業は仏体を損傷しないように、数日間かけてゆっくりと慎重に進められます。
さてこの仁王像。向かって右が吽形、左が阿形です。吽形は口を「うーっ」と食いしばっているような厳めしさがあります。
阿形は崩落した部分が多く、お姿がなかなか確認できません。
しかし、看板を見ながら落下した頭部・腹部・足の部分、と眺めていくうちにだんだん見えてくるものです。こんな見方も楽しいものですよ。

金剛力士立像(全体像)

口元を引き締めた厳めしい吽形
きれいになると、輪郭もはっきりして見え易くなることでしょう!
作業を進められるみなさま、寒い中ありがとうございます!