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国宝臼杵石仏公式ブログ

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特別祈願法要が行われました

祈願法要

祈願法要

本日、2021年最初の特別祈願法要が関係者のみで行われました。

通常、参列された方には、頭の上で大般若経の経典本の風受け、僧侶の方に両肩をポンポンっと叩いて頂くのですが、今日は来賓・参列者はいなかったので、投函頂いたお願い事の祈願のみを行いました。

前回の祈願法要(9月)から昨日までに投函された祈願用紙は約3500枚でした。

このコロナ禍で3500枚という枚数が多いのか少ないのかは微妙なところですが、昨年10月からgotoキャンペーンが始まり、秋頃は、県内小中学校の修学旅行先として選んでいただいたこともあり、学生さんで賑わっていました。

年が明け、各都道府県で非常事態宣言が出されているところもあるので、ここ数週間、お客様は非常に少ないです。

以前のような活気のある臼杵石仏へ早く戻るといいなぁと思います。

 

 

雨の日の観音菩薩像巡り

ホキ石仏第1群第1龕の観音菩薩像

ホキ石仏第1群第1龕の観音菩薩像

冷たい雨の石仏。
ホキ石仏第2群の観音菩薩のお顔が一色濃く感じられます。

 観音菩薩は、阿弥陀如来の慈悲の心を表すとされる仏様。
観世音菩薩とも言い、字のごとく、世の中の人々の苦しみや悩みの声(音)を聴き(観る)、見守ってくれる、という優しい仏様です。

 臼杵石仏には、数体の観音菩薩像がございます。

 まず、ご紹介するのは、代表的な観音菩薩立像である、ホキ石仏第2群第1龕、向かって右の仏様。形をきれいに留め、お顔の表情や手にする蓮の花からも、慈しみの仏様の風情が感じられます。

次は、ホキ石仏第1群第1龕の向かって右の立像。

ホキ石仏第1群第1龕の観音菩薩像

ホキ石仏第1群第1龕の観音菩薩像

隣の愛染明王に視線が行き、見逃してしまうことも多いのではないでしょうか?
お顔の下の部分は欠けていますが、宝冠と優しい目元をじっと見ていると、「観音菩薩ここに在り」と、視界の中で目立ってくるようです。

 続いてホキ石仏第1群第3龕の向かって右。

ホキ石仏第1群第3龕の観音菩薩像

ホキ石仏第1群第3龕の観音菩薩像

こちらは、上半身の右半分が大きく欠けています。ただ、袈裟の赤い色をよく留めており、本来は美しい装飾をまとった姿であったことが想像できます。色と言えば、隣の第4龕「地蔵十王像」の鮮やかさが有名ですが、この観音菩薩像の赤も負けてはいません。

 最後に、古園石仏群の観音菩薩像。向かって右から3番目。

古園石仏の観音菩薩像

古園石仏の観音菩薩像

よく似た背格好の菩薩・如来像が並んでいますが、隣の普賢菩薩と比べてみると、目の表情が異なる印象を受けます。寄り目の普賢菩薩に対して、静かに視線を落としているように見えます。優しく世の声を聞いているこの姿は、やはり観音菩薩像らしく見えます。

 続く雨音、観音菩薩様も聞いているのでしょうか?こんな石仏巡りも味わい深いものです。

造営当時の色

あいにくの雨ですが、久々の雨は恵みの雨でもありますね。

条件がそろわないと見られない濃く鮮やかな造営当時の色、今日も見ることができました。

地蔵十王像

阿蘇凝灰岩でできた磨崖仏表面は、他の岩よりも乾きやすく、特に冬場は乾燥している為、普段はかなり白っぽく見えます。

この濃い赤や黄色は雨が降れば必ず見られるというわけでもなく、気温や湿度など、様々な偶然が重なり浮き出てくる、造営当時の色彩です。

普段は晴れた日の石仏を見る方が多いかと思います。

臼杵市は二王座歴史の道の石畳など、雨が似合う町でもあります。

雨の日の石仏、是非お越しくださいね!

 

愛染明王

愛染明王もきれいにくっきり浮き出ていましたよ!

今は石仏入口、昔は神社入口~深田の鳥居

深田の鳥居

深田の鳥居

長閑な田園風景が続く国道に、ふと現れる「深田の鳥居」。臼杵石仏に入口の目印でもあります。

石仏と同じ凝灰岩でできており、この場所によく馴染む風合い。

元々は、山王山石仏の上にある「日吉神社」の鳥居であったと考えられています。
といいますのも、上部にある横向きの2本の笠木を支える部分(額束「がくづか」)に「○王」という文字が刻まれているのです(日吉神社の別名は「山王社」)。

また、日吉神社の建立時期は石仏群の最後の方と重なっているとみられています。

ここから神社までは遠い様に思われますが、そもそも鳥居とはいくつもあるもの。
日吉神社の鳥居も、山王山石仏の横や神社のすぐ傍にもございます。

現在の様に、国道も参道も石仏群も整備されていなかった時代、まずこの大きな石の鳥居を目印にして、神社へと進んでいったのでしょう。
今の歩道を渡り歩くより、直線で山道を進むと案外距離も短かかったのかもしれませんね。

現在でも、地域のみなさまの暮らしに密着した活気ある日吉神社。

冬枯れの田んぼに立ち、古い石の鳥居に触れていると、石仏群がこの地域の中の在り続けてきたことがしみじみと感じられるものです。

冬の田んぼに立つ鳥居

冬の田んぼに立つ鳥居

ひなたぼっこ

年末から寒い日が続いていましたが、今日は久々の青空、お天気です。

風もなく、外の方が暖かくてお散歩日和ですね。

満月寺ではネコちゃんもひなたぼっこをしていましたよ!

たまたま居合わせたお客様も

「お昼寝の邪魔をしてごめんね~」

と言いながらお賽銭をあげていました。

ほのぼのしたとってもいい雰囲気でした^^

 

満月寺ネコ

 

満月寺ネコ

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