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国宝臼杵石仏公式ブログ

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「何も無い」空間が在る、深田の鳥居12月Ver.

深田の鳥居12月Ver.

深田の鳥居12月Ver.

クリスマスイルミネーションに目も慣れてきたこの時期。
今日の深田の鳥居、どうでしょうか?
季節の花が足下を彩る様子を度々ご紹介してきましたが、今回はシンプルに「ザ・鳥居」です。
ちょっと寂しい気もしますが、元々山王山石仏の上にある日吉神社の鳥居なのですから、何はなくとも鳥居は鳥居、立派な役割を担ってきたわけです。

純粋に鳥居だけを眺められる貴重な機会に、改めてその意味を考えてみました。
鳥居とは、神社の入口にあり、神の住む聖域と人間の住む俗世界の境界を表すもの。
名前の由来には、「神に鳥を供えるための止まり木とする」とする説があります。

また、鳥居をくぐる際の作法について。
「入る時も出る時も一礼し、左足からくぐる」、とする簡単なものですが、神社に入る心構えが整い心身が清められるそうです。

年末年始、初詣等で鳥居をくぐる機会が多くなると思います。
丁寧に通ることで、より長く、深く神社での時間を過ごせるかもしれませんね。

臼杵石仏は年末年始も休みなく、みなさまのお越しをお待ちしております!年越しイベントもありますよ!

こんな日こそシャッターチャンス!

地蔵十王像

今日は朝から湿気がすごいです。
石仏の里は深い霧に覆われ真っ白です。

雨ではないのに、地面が濡れていたり湿度で曇ったり。
こんな日は、臼杵石仏が彫られた当時に彩色された色をしっかりと感じることができるチャンスです!

普段の石仏でも色を確認することができますが、阿蘇凝灰岩でできた磨崖仏表面は乾きやすく、白っぽく見えます。

今朝の石仏は、夜の間に誰かが絵の具を塗ったのかな?と思うような、鮮やかで艶やかな色を見ることができました。

約千年前に彫られた石仏。
当時色を付けた人たちは、千年後の今まで色が残ることを想像していたのでしょうか。

これからまた千年後も、今と同じ状態のまま残っているといいなと思います。
(その頃世界はどうなっているかな?笑)

 普段とは違った表情を見に是非お越しくださいね。

 

保存修復の現場は冬場が本番

間近から見た岩肌の損傷状態

間近から見た岩肌の損傷状態

11月24日に、古園石仏群で「紫外線照射・修復現場公開」が行われ、その様子をお伝えしましたが、いよいよ来週次の工程へ進みます。

先月公開された工程は、第1回目の照射で壊死した表層部の苔類の除去でした。
その後、 約4週間照射を続けることで、更に深い部分の苔類が十分に枯死したことを確認した上で、その除去に入ります。これを「本除去」といいます。

作業は、直接仏像の造形に関わる部分に触れるため、3日間ほどかけて慎重に実施されます(今回は特に公開はしておりませんがタイミングが合えば、周囲からご覧いただくことはできます)。

その後、撥水材を塗布して苔類が繁殖し難い状態にし、本年度のクリーニング作業は終了するそうです。

また、年明け以降(1月・2月)は、ホキ石仏第1群・2群の照射を行います。

除去作業

除去作業

「保存・修復作業」は、乾燥した冬季が本番。

冬場の冷たい岩の中に一日中身を置き、根気強く観測&作業を続ける専門の方々の労力は大変なものでしょう。
石仏の維持のために、日々頑張っていただき大変感謝しております!

南天の実

寒くなって、南天の真っ赤な実が目を惹きます。
外国からのお客様も、南天にカメラを向け興味深そうに写真を撮っている姿を良く見ます。

元々は中国原産のようですが、「ナンテン」の読み方から「難を転ずる」として縁起の良い木と言われ、日本では昔から家の玄関や鬼門の方角に植えられていたそうです。

南天の葉っぱは、胃の調子を良くしたり解熱や咳を抑える身近な薬草としてヨモギなどと共に使われていたそうです。

その殺菌効果から、お弁当などに入れたり彩りも兼ねてお赤飯の上によく置かれています。

これから日に日に寒くなり気分も落ち込みがちですが、鮮やかな赤い色を見ると元気がでますね!
臼杵市では、今日は久々の青空。
今年もあと一か月もせずに終わってしまいます。
一日一日、悔いの残らないように、今日も頑張りましょうね^^

南天の実
南天の葉

「佐伯歩こう会」のみなさまが、石仏に来てくれました!

佐伯歩こう会のみなさま

佐伯歩こう会のみなさま

 
12月7日(土)、佐伯歩こう会のみなさま68名が臼杵石仏を歩かれました。
12月最初の土曜日、南天の赤い実やツワブキの黄色い花が、参道を鮮やかに彩る中、元気に進むご一行。石仏の朝に活気が漲りました!
 
佐伯市は、「日豊海岸」を共有する親しみ深い町です。
ご近所とはいえ、食を始めとする地域性は異なり、訪れてみると小旅行気分が味わえるものですね。
また、石仏を訪れるお客様の中にも食事を佐伯で計画されている方も多くいらっしゃいます。今年は、佐伯港にクルーズ船の入港も始まり、観光・市民のみなさま、両方の面で交流を深めていきたいところです。
 
「佐伯歩こう会」のみなさま、ありがとうございました!貴会の益々の発展を61体の石仏と共に願っております。

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