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国宝臼杵石仏公式ブログ

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第一次美仏内閣存続、2023秋

 先日、第2次岸田改造内閣が発足しましたが、美仏内閣はこの秋も第一次存続で頑張っていきます。因みに、美仏内閣は第一次岸田内閣と時を同じくして発足しております。

 9月も半ばに入り、仏の里では日中の暑さもひと段落。
心なしか、古園13仏も秋めいて見えます。

 

石仏公園を見渡すと、唐楓の木が少し赤味を差し、ぽっぽっと彼岸花の頭がかわいらしく並んでいました。

 13仏も秋の風景を愉しんでいるのでしょうか?

蓮のガク(花托)販売しています

昨年に引き続き国宝臼杵石仏の蓮のガク(花托)販売しています。

値段は昨年と変わらず、茎付き300円、頭部のみ200円ですが、今年は数本をまとめて1,000円というお得なセットもありますよ。

使い方としては、ハンドメイドでドライフラワーやスワッグを作る方、生け花に使うという方が多いです。

中にアロマを垂らして玄関やお手洗いに置いても素敵ですね^^

カラースプレーで色付けします!という方もいらっしゃいます。

「蓮 スワッグ」などで検索するとお洒落な写真がたくさん出てきますので、是非検索してみて下さいね!

大変壊れやすいものとなっています。

お持ち帰りもお気を付け下さいね!

蓮ガク 蓮ガク頭のみ

【販売場所】
 臼杵石仏売店
 8:30~17:00
【金額】
 茎付き300円、頭部のみ200円、数本セット1,000円
※転売は禁止です。ご家庭でお楽しみください。

 

彼岸花が咲き始めました

 9月の曇りの下、彼岸花が咲き始めました。ぽつりぽつりとまだまばらですが、何だか明るい石仏公園。

 今年の秋のお彼岸は「920日(水)~26日(火)」です。
中日の秋分の日は23日。

 仏教の世界では、此の世(此岸)は東に、あの世(彼岸)は西にあり、その間を三途の川が流れるとされます。この構図を「浄土庭園」といいます。

お彼岸は、太陽が真東から昇り真西に沈みます。 そのため三途の川を通る太陽の奇跡が最も短くなり、此の世とあの世が最も近づく日、とされます。

 臼杵石仏では、この「浄土庭園」の構造をホキ石仏第2群で見ることができます。この群は石仏全体の中でも西に位置します。
注目すべきは、第2龕「九品の弥陀」の真ん中の阿弥陀如来様の額にお彼岸中日に朝日が射すところです。よく設計されたものだと感心させられます。

みなさま、秋のお彼岸に平安時代の設計技術に想いを馳せながら臼杵石仏を歩いてみませんか?

国宝臼杵石仏火まつり、幻想的な夏の夜

火まつりの様子です。

太鼓の力強い演奏に幕開けです。

19時に点火。

松明、篝火に火が灯り参道にも、公園にも明るい夜の闇が広がりました。

夏の終わりを彩る幻想的な風景が演出されました。

 古園石仏には、武士もいらっしゃいました。

たくさんのみなさまにお越しいただき、大変感謝しております。

どこが変わったかな?美仏内閣の官房長官、昔と今

昔のホキ石仏第1群第2龕

昔のホキ石仏第1群第2龕

 8月も半ばを過ぎ、幾分過ごし易くなった石仏には遠くからみえるお客様が増えてきました。
数十年ぶりに再訪してみた、という方もたくさんいらっしゃいます。

 そうした方々から、「田んぼの中を通って、もっと山の中を巡った気がする」、という感想や、「散らばっていた仏様を集めたの?」といった質問を受けることがあります。
確かに、参道が今の様に整備される前は、石仏入口の田んぼの中にある「深田の鳥居」をくぐって畦道を通りホキ石仏第2群に辿り着く、というコースでした。

 ただ、石仏自体は岩に彫られているので、動かすことはできません。あちこちにあった仏様を集合させて4群にまとめたわけでもありません。
ずっとその場所にいらっしゃいました。

 しかし、そのままの姿であったとは限りません。

昭和55~平成5年の保存修理工事で、割れたり落ちたりした石仏片を元の位置に戻す作業が行われました。有名なものは、大日如来様の頭の復位ですね。これは平成5年のこと。今から約30年前ですが、まだその頃の記憶を携えて来られる方が多くいらっしゃいます。

逆に、めったに気付くことのない、しかし大きな変化もありました。

ホキ石仏第1群第2龕の写真を比べてみて下さい。どこが違うでしょう?

今のホキ石仏第1群第2龕

今のホキ石仏第1群第2龕

 真ん中の阿弥陀如来像の台座です。昔は空洞ですが、現在は石が入っています。これは石仏片を元の位置に戻すにあたり、その重さを支えるために入れた石です。
新たな石を入れないとどうしても安定しない、という場合に限り入れたそうです。

 しっかりとした支えのおかげか、阿弥陀如来様も一段と威厳をたたえているように見えるような。因みに、美仏内閣では官房長官を務めています。

深田の鳥居

深田の鳥居

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