石造りの五重塔~満月寺

満月寺五重塔
満月寺の境内に向かって右側に立つ五重塔。
石仏各群の仏様と同じ凝灰岩でできた石造りの古い塔です。
正和4年と刻まれていることから1315年(鎌倉時代後期)に造られたことが分かります。

正和4年と刻まれている
以前は上部が欠損していましたが、深田川修復工事の調査の際に一部が発見され、昭和51年に復元されました。
近付いて見ると、繋ぎ目のような跡が分かります。

修復の跡
五重塔のルーツは、インドで造られたストゥーパと呼ばれるお釈迦様のお墓にあります。これは、大きなドーム型をしているのですが、中国を経て日本に伝わる過程で形を変え、5つの屋根を持つ塔となりました。5つの層は下から「地・水・火・風・天」という仏教の宇宙観を表しています。
日本には、約80もの五重塔があります。国宝にも指定された、法隆寺の五重塔は有名ですね。
古くからこの地に静かに建つ満月寺の小さな五重塔、座って眺めると基礎石(下の部分)には蓮の花が彫られており、なかなか味わい深いものです。
石仏公園を散策の際は、ぜひご覧になってみませんか?

蓮の花が彫られている基礎石
仏の里の蓮、それぞれの護り主

満月寺奥の蓮池
臼杵石仏の静かな初夏の午後。
そんな中、蓮たちはすくすくと成長しております。
蛙の鳴き声に交じって、息吹が聞こえてきそうなほど。
満月寺の奥にある蓮池は、葉の数も増えてきました。池に映る木漏れ日が眩しく、周囲には宝篋印塔や鐘付堂もあり、風情があります。

宝篋印塔
さて、池の隣には可愛らしい3体の仏様が立っています。
まるで、蓮の成長を見護っているように。

満月寺蓮池横の仏様

石仏の蓮畑
石仏の蓮畑も順調に育っています。
葉の間からぴょんと伸びた幼い茎も目立つようになりました。
こちらを見護ってくれているのが、田の神様。
蓮畑に向いて、ちょこんと立っています。愛嬌のある表情が何とも印象的です。
それぞれの護り主様、今年も仏の里の夏をよろしくお願いしますね!

田の神様
GW最終日は雨ですね
ゴールデンウィーク最終日、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
今日はあいにくの雨で、昨日までのにぎやかさとは打って変わって、少し寂しい臼杵石仏です。
午後からは少し晴れ間が見えるといいなと思うのですが。
写真は、雨の石仏風景です。
と言っても石仏は写っていませんが、若々しい緑色の紅葉と鳥居のしめ縄に落ちる雫がきれいだったので撮ってみました!
また明日から仕事再開という方が多いのではないでしょうか。
コロナに気を付けて、手洗いうがいをしっかりしながら、また明日から頑張りましょうね^^
初夏の石仏と臼杵焼蔵出し市
端午の節句も近づき、初夏の風情が漂ってきております。
石仏を流れる小川には、菖蒲が咲き始めましたよ。
さて、石仏観光センター2Fにて臼杵焼の蔵出し市が開催中です。
いろんな種類の器がたくさん並んでいますので、この機会にご覧になってみませんか?
【臼杵焼 蔵出し市】
期間:令和3年4月29日(木)~5月5日(水)
時間:午前10時~午後16時
場所:石仏観光センター2F
満月寺の千ちゃんの祈り~今年も蓮が美しく咲きますように!

芽と小さな葉っぱが出始めた蓮畑
臼杵石仏の夏の風物詩「蓮畑」の様子です。芽がぽつぽつと出ております。
また、満月寺の蓮も順調に育っています。
こちらも毎年、ご住職が精魂込めて世話をし、数種類の可憐な花を咲かれてくれます。

満月寺の蓮

満月寺の蓮池
さて、お寺のもう一人の住人、亀の「千ちゃん」。ご機嫌な様子で登場、本日のランチはレタス。一番の好物はスイカだそうですよ!
時おり、部屋に飾ってある昨年の蓮のガクを懐かしそうに眺める姿は何とも寛容で落ち着きがあります。「お寺のお亀様」ですもんね。
「今年も蓮が美しく咲きますように!鑑賞する人々のお心に安らぎを与えてくれますように!」、千ちゃんの祈りが聞こえてきそうです。

昨年の蓮のガク