石仏公園を淡く彩るコスモス畑
今朝、石仏入口から満月寺の方を眺めると、コスモスの淡い色合いが目に入りました。
例年より遅れていましたが、ようやくきれいに咲きそろってきたようです。
この数日の雨を滋養に、背丈も少し伸び花びらも大きく広がってきました。
日中はまだ暑さも残りますが、空は秋色。
魔除けの赤は、天上界でも活躍中~益々咲き広がる彼岸花
彼岸花は「曼珠沙華」とも呼ばれますが、これはサンスクリット語で「紅い花」「天上界の花」を意味する言葉です。
「蓮」は極楽浄土に咲く花として、曼荼羅図などにも描かれ有名ですが、彼岸花も仏教と深い関係のある花なのですね。
天上界は六道輪廻の最上界です。
「地獄」、「餓鬼」、「畜生」、「修羅」、「人間界」そして「天上界」。
この六界はそれぞれに苦しみがあり、神々の住む天上界ですら迷いと苦しみから解放されてはいません。この輪廻を抜け出した者だけが、苦しみのない「極楽浄土」にいけるのです。
そう考えると、天上界も私たちの生きる世界とそうかけ離れてはいないような気がしてくるものですね。そんなちょっと身近な別世界を彩る花。
臼杵石仏では、お彼岸を過ぎて益々勢いよく咲き広がっております。
石仏に施されたベンガラの赤は「魔除けの赤」と言われますが、彼岸花の赤にも天上界に蔓延する煩悩?を追い払う効果があるのでしょうか?
蓮情報⑯ ※今年もほぼ終了、花仕舞い中
本日、9時過ぎの様子です。
畑A・Cは花がほとんどありません。
最後まで咲き続けていた畑Bも大輪の花は減り、ガクが目立ってきました。
今年は、畑Cの石仏では沙羅と呼ばれる白い花が一段と多く、早くから目を楽しませてくれました。また、昨年にも増して暑い日が続く中、夏空に勢いよく咲く蓮は一層見応えがあったようです。
みなさま、まだ厳しい暑さは続きますが、体調に気を付けてお過ごしください。
蓮情報⑮ ※畑B、まだまだ見頃です
おはようございます。
8/13、8:30頃の蓮畑の様子です。
出遅れていた畑Bは今も元気に咲いています。
見頃も長く続いていて、とってもきれいです。
本格的なお盆は今日からですが、今年は曜日の並びがいいので、長い連休の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
帰省されたり、家族で旅行に行ったり、臼杵石仏でも家族連れや、三世代でお越しになるお客様も多くいらっしゃいます。
毎日暑い日が続きますが、思い出に残るお盆休みにしてくださいね^^
↑見頃が終わった畑A、畑Cです。
蓮情報⑭ ※お盆を前に頑張って咲き続けています
だんだんと閉じ始めた花が多いのですが、容赦なく照り付ける太陽の下、なんだか迫力があります。茶色くなったガクも味わいを添えて。
今年の見頃は過ぎたとはいえ、まだまだ咲き続けています。
お盆を前に、きれいな姿を見せようと頑張っているのでしょうか?
一番奥の畑は枯れた花も少なく、蕾も花もたくさんあります。
他の畑に比べて高さもあり、壮観な眺めです。
さて、前を流れる川沿いには柳の木がしなやかに並んでいます。
涼し気な立ち姿が、気持ちに凉を運んでくれるようです。
また、隣接する田んぼには大きく育った稲が青々と茂っていました。田の神様も見護っていますから、今年も豊作でしょう(背を向けておりますが)。
どの場面を見ても仏の里にお盆がやって来る、そんな思いが湧いてきます。
みなさま、帰省された折には故郷の仏とその風景をご覧になってみませんか?