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国宝臼杵石仏公式ブログ

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稲刈りをしていたのは?

10月のさわやかな秋晴れがとっても気持ちい臼杵石仏です。

古園石仏から公園を見下ろすと、周辺の田んぼで稲刈りが行われていました。

なかなか近くで稲刈りの作業を見る機会もないので、近づいて写真撮影のお願いをすると、快く「いいですよ~!」と言ってくださいました。

稲刈り

「まだまだ暑いですね~!」などと世間話をしながらコンバインが近づくのを待っていると、機械を操作していたのはなんと、小学6年生の男の子!

稲刈り

コンバインを上手に動かし、大人顔負けの作業をしていました。

田植えから始まり、天候を気にしながら長い時間かけて、実ったお米。

刈り取ったからと言って食べられるまでには、まだいくつか行程がありますが、自分で刈り取ったお米はおいしさ倍増ですよね!

スーパーに行けば簡単にお米は買えますが、小さいうちから季節ごとの作業を体験できるのは、少しうらやましくもありました。

と言いつつ、実際はとっても大変ですよね。

作業している姿がとてもたくましく、心強く、かっこよかった男の子。

まだまだ暑いですが、頑張って下さいね^^

 

コスモス畑にトゥクトゥクがやって来ました

コスモス畑で

コスモス畑で

 秋風に揺れるコスモス、パステルカラーが美しい石仏公園の夕方。

 そこへ、ピンクのトゥクトゥク「ナンプラーちゃん」がやって来てくれました!

 気持ちよさそうに秋の石仏公園をゆったりと走る姿に思わず目を惹かれます。

 天井にぶら下がっている可愛い鈴がカランカランと鳴り響き、東南アジアの風景を見ているようです。

 毎日、いろいろな人や景色に出会える仏の里、「ナンプラーちゃん」のシーンで幕が下りた週末となりました。

ナンプラーちゃん到着

ナンプラーちゃん到着

蓮の種 成長日記③

20日過ぎ、丸い葉っぱが現れました

20日過ぎ、丸い葉っぱが現れました

水に落として、20日過ぎの様子です。
数日前から丸い葉っぱが見られるようになりました。

 茎の先端のつむじのような部分が徐々にほどけるようにして、丸く開いていったようです。

この部分が丸い葉になります

この部分が丸い葉になります

 

わずか3センチほどの葉ですが、どこから見ても蓮の葉っぱですね。

始めは黒い種だった物体が、わずか1ヶ月足らずでこんなに成長するとは。
水に漬けるというちょっとした想いと作業が、生命力を吹き込んでしまったのですから、嬉しさと責任が入り混じったような感慨を抱かされました。

過ごしやすくなってきましたね

田の神様

日中はまだまだ暑いですが、朝夕は涼しくなり、空気も乾燥してきて、だいぶ過ごしやすくなりました。

7月のウォークラリーのポイントの一つになっていた、にっこり笑顔の田んぼの神様。

見ているこちらまで笑顔になってしまうこの石仏ですが、周りに彼岸花が咲いていて、秋を感じられて素敵だなぁと思って写真を撮ったのですが、明るい部屋の中で写真を見てみると、彼岸花がボケていました。

残念。笑

今日は、市内のいくつかの小学校で運動会が行われているようです。

練習の様々な音、笛の音、太鼓の音、徒競走のピストルの音…を聞くと、運動会なだぁ、秋だなぁと感じます。

秋の風景を探しに、のんびりお散歩がてら、是非臼杵石仏へお越しくださいね~!

彼岸花

彼岸花

 

お彼岸の深田の鳥居

彼岸花がかわいらしい深田の鳥居

彼岸花がかわいらしい深田の鳥居

石仏入口の田んぼの中に立つ大きな鳥居。
足下の彼岸花が金色に染まる稲穂と共に、鳥居を彩っています。

朝陽に夕陽にと照らし出される、美しい田園風景。

 この鳥居は、石仏群と同じ凝灰岩でできており、制作年代は鎌倉時代から室町時代、と推定される古いものです。

額束(上部横にかかる笠木を支える短い縦の石)に「王」の字が刻まれていることから、山王山石仏の上にある日吉神社(別名「山王社」)の鳥居であったと考えられています。

 ホキ石仏第2群前に点在する石塔も、同時期に参拝者が積み重ねていったものとされます。

ホキ石仏第2群前の石塔

ホキ石仏第2群前の石塔

中世の参拝者も同じような秋の風景を眺めながら、この鳥居を通ったのかもしれませんね。

 改めて、臼杵石仏が長い時を経て在り続けることに気付かされます。

 明日は秋分の日。みなさま、穏やかな秋の一日をお過ごし下さい。

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