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国宝臼杵石仏公式ブログ

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側面の仏様を正面から見る

横顔を見せる側面の石仏

横顔を見せる側面の石仏

普段見ている仏様の横顔って思い浮かびますか?

 実際に手を合わせるのは、正面からなので横顔を見ることは少ないと思います。
仏像は「参拝する」という目的から、通常は観る者と対面するように配置されています。
 臼杵石仏も、ほとんどの仏様は正面を向いています。
しかし、横顔で視界に入る仏様が数体あるのです。理由は、岩の側面に彫られているため。
岩のスペースや亀裂の関係から、平面に彫ることが難しく側面に彫ったと考えられています。
代表的なものは、ホキ石仏第1群第3龕の勢至菩薩様と第4龕向かって左端の十王様。

ホキ石仏第1群第4龕:頭の高さで岩に亀裂が入っている

ホキ石仏第1群第4龕:頭の高さで岩に亀裂が入っている

美術品としての彫刻なら、横向きが有名なものもありますね。躍動感や喜怒哀楽の表情を強調するための最適な角度は、真正面とは限らないのでしょう。また、鑑賞する方も周りながら、様々な角度から作品を愉しむことができます。

 しかし、仏像の中でも特に磨崖仏は背面は岩ですから、360度角度を変えて鑑賞することはできません。

 では、横顔で立つ側面の仏様を正面から観る方法は?と、いいますと。
こちらがくるっと直角に身体の向きを変えればよいだけです。
簡単ですが、試すことの少ない角度ではないでしょうか。

(ホキ石仏第1群第3龕の) 側面の勢至菩薩様と向かい合ってみました。目を閉じて静かに佇んでいるイメージだったのですが、真正面から見ると目は開いており、柔和な口元で語り掛けてくるような親しみやすさが感じられました。いつもの石仏巡りで、また新しい発見をした気分です。

みなさま、機会がありましたら側面の仏様とご対面してみませんか?

正面から観た勢至菩薩立像:ホキ石仏第1群第3龕

正面から観た側面の勢至菩薩立像:ホキ石仏第1群第3龕

凍える色鮮やかな芝桜数輪

 

芝桜

本日の臼杵、風も強くて、体感的には今年度一の寒さだと思うのですか、皆さんはどうですか?

深田の里は、ザクザクの霜柱もたくさん、水もかなり厚く凍っています。

そんな寒い中でも、春に向けて花を咲かせる準備をしている芝桜、春まで待てない数輪が顔を出していました。

強風に煽られながら、頑張って寒さに耐えていましたよ。

芝桜は4月頃の予定です。

河津桜と共に、こちらも咲く時期が近づいてきたら定期的にお知らせしますね^^

 

古園石仏群、ただ今お肌のお手入れ中

紫外線照射の様子

紫外線照射の様子

石仏の保存作業は、乾燥した冬場に集中して行われます。

 岩肌に無害な紫外線を照射し、苔などの付着物を枯らし手作業で除去する、というメンテナンスです。

 今月は古園石仏群(向かって左側の石仏)で照射が実施されています。

青いパネルから出ているのが紫外線。表面の苔によく当たる様に接近して配置されています。正面から眺めると、今回は照射面の少ない阿閦如来さまが目立ちます。よく見ると苔があまり生えていません。

 「物事に動じない揺るぎない意思」を授ける、とされる阿閦如来さま。真剣な表情で、照射中の仲間にもそのお心を説いているのでしょうか?

「付着物がこんがりと焼けたらきれいに払われるから、しばしじっと待たれよ。」と。

寒さを乗り切ろう!日曜日の仏の里より

ホキ2群前の梅の木、蕾が膨らんできました

ホキ2群前の梅の木、蕾が膨らんできました

寒波が押し寄せてきた今週末。
石仏もお昼前になっても、5℃ほどでした。
風もヒューヒュー吹く中、梅の木の間を短距離走しているのは、メジロの一行。

 本日は、風も強いことから石仏群のシャッターは終日降ろすことになりました。観覧の際は、案内表示に従って戸を開けてお入り下さい。

案内板に沿って各群にお入りください

案内板に沿って各群にお入りください

戸口を開けてお入りください

戸口を開けてお入りください

仏様の前には「鈴(りん)」を置いておりますが、シャッターで外と隔てられた空間で鳴らすと、長く強く響き渡るように感じます。壁に届いた音がまた反射し、参拝する者の耳と心に入ってくるような。お堂の中で鳴らすように。

さて、先日お伝えしたように本日は臼杵のオーガニック朝市「ひゃくすた」が開催されました。焼き芋や生姜のドリンクなど、体が温まりそうなブースが並びます。
めずらしいお芋さんたちのコンテナを見て回るのも楽しいものです。新しい野菜との出会いも、「ひゃくすた」の醍醐味の一つ。選んだお芋を自分流に蒸したり焼いたり・・・、ゆっくりとした豊かな時間が過ごせそうです。

めずらしいお芋さんたち

めずらしいお芋さんたち

 みなさま、栄養と適度に運動で免疫力を高め、この寒波を乗り切りましょう。
鐘撞き堂の前をビタミンカラーに彩る菜の花も、一色濃くなりました。

鐘撞き堂の前に咲く菜の花

鐘撞き堂の前に咲く菜の花

プロ野球独立リーグ九州アジアリーグ 大分Bリングスの必勝を願って

 冬晴れの陽が注ぐ朝の古園石仏群で、プロ野球チームの必勝祈願が行われました。
祈願に訪れたのは、「プロ野球独立リーグ九州アジアリーグ 大分Bリングス」のみなさま。
僧侶と共に、般若心経を読み上げ、チーム一丸となって必勝と健康を願うとなりました。

みなさまのご活躍を仏の里より願っております!

 

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