霜柱、最後に見たのはいつですか?
一見何の写真かよく分からないのですが、タイトルの通り「霜柱」の写真です。
今朝も寒かったですね!
ここ数日は暖かくなるとの予報ですが、日中には気温が上がってもやはり朝夕はまだまだ冷え込みます。
石仏周辺も、今朝は川が凍っていて、鯉たちもとっても寒そう。
霜柱も地面からニョキニョキとたくさん出ていて、誰かが踏んだような跡がありました。
やっぱり踏みたくなりますよね^^
子どもの頃は、通学途中に霜柱を見つけてはザクザクと踏んで、感触を楽しんでいたのを思い出します。
凧あげをする子がいたり、バケツと網を持って川で遊ぶ子がいたり、今日はキツツキがトントンと木をつついて巣を作っている音が響き渡っています。
自然いっぱいで懐かしい風景が広がる臼杵石仏です^^
猫の日
2月22日は猫の鳴き声のゴロ合わせ(にゃんにゃんにゃん)で、猫の日です。
1987年(昭和62年)に「猫の日制定委員会」が制定したそうです。
今年は(今日は)2022.2.22、なんと2が6個も並ぶということで、猫好きの間では「スーパー猫の日」とも言われているそうですよ!笑
今日はこの「猫の日」にちなんで臼杵石仏の守護寺「満月寺」でひなたぼっこをしていた猫ちゃんをお届けします!
お賽銭箱の前で、一生懸命に顔を洗ってました。
写真を撮られているのもお構いなし!
満足した後はごろんと寝っ転がって、ひなたぼっこの続きです。
この自由気ままなところが、人々に愛される秘訣なんでしょうね~!
是非満月寺の看板猫ちゃんに会いに来てくださいね!
側面の仏様を正面から見る
普段見ている仏様の横顔って思い浮かびますか?
実際に手を合わせるのは、正面からなので横顔を見ることは少ないと思います。
仏像は「参拝する」という目的から、通常は観る者と対面するように配置されています。
臼杵石仏も、ほとんどの仏様は正面を向いています。
しかし、横顔で視界に入る仏様が数体あるのです。理由は、岩の側面に彫られているため。
岩のスペースや亀裂の関係から、平面に彫ることが難しく側面に彫ったと考えられています。
代表的なものは、ホキ石仏第1群第3龕の勢至菩薩様と第4龕向かって左端の十王様。
美術品としての彫刻なら、横向きが有名なものもありますね。躍動感や喜怒哀楽の表情を強調するための最適な角度は、真正面とは限らないのでしょう。また、鑑賞する方も周りながら、様々な角度から作品を愉しむことができます。
しかし、仏像の中でも特に磨崖仏は背面は岩ですから、360度角度を変えて鑑賞することはできません。
では、横顔で立つ側面の仏様を正面から観る方法は?と、いいますと。
こちらがくるっと直角に身体の向きを変えればよいだけです。
簡単ですが、試すことの少ない角度ではないでしょうか。
(ホキ石仏第1群第3龕の) 側面の勢至菩薩様と向かい合ってみました。目を閉じて静かに佇んでいるイメージだったのですが、真正面から見ると目は開いており、柔和な口元で語り掛けてくるような親しみやすさが感じられました。いつもの石仏巡りで、また新しい発見をした気分です。
みなさま、機会がありましたら側面の仏様とご対面してみませんか?
凍える色鮮やかな芝桜数輪
本日の臼杵、風も強くて、体感的には今年度一の寒さだと思うのですか、皆さんはどうですか?
深田の里は、ザクザクの霜柱もたくさん、水もかなり厚く凍っています。
そんな寒い中でも、春に向けて花を咲かせる準備をしている芝桜、春まで待てない数輪が顔を出していました。
強風に煽られながら、頑張って寒さに耐えていましたよ。
芝桜は4月頃の予定です。
河津桜と共に、こちらも咲く時期が近づいてきたら定期的にお知らせしますね^^
古園石仏群、ただ今お肌のお手入れ中
石仏の保存作業は、乾燥した冬場に集中して行われます。
岩肌に無害な紫外線を照射し、苔などの付着物を枯らし手作業で除去する、というメンテナンスです。
今月は古園石仏群(向かって左側の石仏)で照射が実施されています。
青いパネルから出ているのが紫外線。表面の苔によく当たる様に接近して配置されています。正面から眺めると、今回は照射面の少ない阿閦如来さまが目立ちます。よく見ると苔があまり生えていません。
「物事に動じない揺るぎない意思」を授ける、とされる阿閦如来さま。真剣な表情で、照射中の仲間にもそのお心を説いているのでしょうか?
「付着物がこんがりと焼けたらきれいに払われるから、しばしじっと待たれよ。」と。