秋分の日の石仏
日中も過ごし易くなった秋分の日。
参道を歩くとあちこちに彼岸花が咲いています。
5本ほどこんもりと集まると家族のよう。
2本咲く姿は寄り添っているよう。
1本で孤高に立つ花も強く美しいもの。
本日は、ご家族やワンちゃんと石仏公園を散策してゆっくり過ごされるお客様もいらっしゃいました。
古園石仏から見渡すと、公園も一色秋が進んだような色合いに見えます。
稲穂も黄金色まであと少し。
みなさま、お彼岸の石仏を歩いてみませんか?



臼杵市老人クラブ連合会のみなさまが、石仏清掃に来てくれました!
本日は彼岸入り。
陽射しも和らぎ、お客様も増えてきました。
そうした中、朝から臼杵市老人クラブ連合会のみなさま22名が石仏の清掃活動に来てくれました。川沿いや参道内の雑草を丁寧に抜いたり、落ち葉や入り組んだ場所まできれいにしていただきました。
石仏の敷地内は広く、草取りは重労働です。
お客様の歩き回る場所全てをきれいに保つのは大変なのですが、臼杵市民22名の力は偉大でした!

清掃後は手入れの行き届いた清々しさがバス停から参道内に至るまで、あちらこちらに漂っております。
みなさまが石仏へ親しみを込めて作業していただいたことが、しみじみ感じられました。
おかげで、秋の観光シーズンに気持ちよくお客様をお迎えすることができます。
彼岸花が咲き始めました~もうすぐお彼岸
今年の秋のお彼岸は、9/20(土)~26(金)です。
残暑は厳しくても、石仏公園には彼岸花が咲き始めました。
古園石仏の高台から見渡すと、今までなかった小さな赤い頭が景色に彩りを添えて見えます。

お彼岸は、此の世とあの世が最も近づく日とされています。
これは、太陽の軌跡を人の一生になぞらえると、太陽が真東から上り真西に沈むお彼岸(正確には中日)には両地点を結ぶ距離が最も近づく、という考え方によるものです。
さて、臼杵石仏で一番西に位置するのが、ホキ石仏第2群第2龕(九品の弥陀がある場所)です。
秋分(春分の日も)の日には、九品の弥陀の中心にいらっしゃる大きな阿弥陀様の額に朝陽が射すそうです。
また、お隣の第2龕は極楽浄土を表すとされ、正に仏の世界(彼岸)の中心的場所です。

みなさま、秋のお彼岸には故人を想いながら仏の世界を歩いてみませんか?
極楽浄土から眺める虹
昨日から続く雨。
夕方、ホキ石仏第2群の前から石仏公園の方を振り返ると大きな虹が架かっていました。
ホキ石仏第2群第1龕は、阿弥陀如来さまを中尊に両側に勢至菩薩さまと観音菩薩さまが並んでいます。阿弥陀如来は極楽浄土を司る仏であり、またホキ石仏第2群は石仏群の中でも西に位置することから(西方浄土)、極楽浄土を表した場所とされます。

浄土に咲く蓮の花が美しく咲き誇るこの時期は、仏の世界を身近に感じられるのではないでしょうか?
さて、石仏入口ではカエルさんが有り難い窪みで雨宿りしていましたよ。
みなさま、蓮畑を思い浮かべながらに石仏巡りをしてみませんか?


蓮まつり期間中の土日 蓮花茶無料配布中!
本日、石仏チケット売り場横の「石仏売店」にて、蓮花茶を無料配布しています!
蓮まつり期間中の土日祝に、朝9:30から無くなり次第終了です。
ふんわりとほのかに香る蓮の冷たいお茶で、是非火照った体、喉を潤してくださいね!










