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国宝臼杵石仏公式ブログ

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「臼杵八カ所霊場巡り」第2回 臨済宗妙心寺派 慈雲山 福聚寺

「臼杵八ケ所霊場巡り」シリーズ第2回目、「2番札所・福聚寺」をご案内します。

 福聚寺は、享禄4年(1531)大友家家臣疋田備前守入道によって建立されました。
元々は、疋田氏の館跡であったことから、高台の地形を利用して建てられた見晴らしのよいお寺です。
大友宗麟の臼杵城築城より少し前、当時の臼杵の町は、どのような景観だったのでしょう?そんな想いが湧いてきます。

お庭は綺麗にに掃き清められ、砂目も描かれておりました。

掃き清められたお庭

掃き清められたお庭

御朱印を書いていただきました。「大悲殿」とは、観世音菩薩がいらっしゃる場所、という意味だそうです。
観世音菩薩様のご慈悲を携えた納経帳、また一つ貴重なものになりました。

御朱印

御朱印

時代の変遷の中で変わらずに在るものたち~五輪塔

五輪塔

五輪塔

 
ホキ石仏第1群を見終えて、山王山石仏へ向かおうとすると、右手に「五輪塔」の看板が見えます。
少し険しい坂を上がると、2つの石塔が現れます。
国の特別史跡と重要文化財の2重指定を受けた「石造五輪塔」です。

ホキ石仏1群の右から続く坂道

ホキ石仏1群の右から続く坂道



大きい方は1170年、小さい方は1172年の建立。それぞれ「嘉応弐年」、「承安弐年」と刻まれています。石塔の建立時期は、満月寺や石仏群の中でも古いものの造立時期とも重なります。そうしたことから、この石塔と石仏群を本尊とする満月寺の建立は、大きな関わりがあると考えられています。
 
さて、この石塔、建立時期が刻まれたものとしては、日本で2番目と3番目に古い貴重なものです。
(一番古い五輪塔は、世界遺産にも指定された岩手県、平泉中尊寺にある金色堂の裏のもの。)

看板

看板

 
塔の右には、立派なもみじの木がありました。樹齢何年でしょう?幹の間に腰掛けられそうなほど立派な大木です。

ホキ石仏1群の右から続く坂道

もみじの大木

 
様々な時代の変遷の中で、変わらずにここに在り続けている石塔。また明るい日常が訪れることを強く信じさせてくれるようでした。

蓮畑の田起こし 

耕運機で田起こし

耕運機で田起こし

仏の里の夏の風物詩である「蓮畑」、今年も夏の開花に向けて準備が始まりました。この蓮畑、地元の深田地区のみなさまが、年間スケジュールに沿い管理されています。

夏が終わり、花が咲き終わると、畑から水を抜きます。
春になると、再び水を入れ、耕運機で土を掻きます。
これは、畑に落ちた種に傷を入れて発芽を促す、大事な工程となります。

さて、数日前から水を入れて準備しておいた畑に、今日は朝から耕運機が入って掻き均されました。
水面にぽつぽつと芽が出るのは、6月初旬。

蓮の花が咲き誇る石仏の夏が、いつものように訪れることが、今年は、ひと際有り難く感じさせられます。

第1番札所、国宝臼杵石仏より「臼杵八カ所霊場巡り」を紹介します! 第1回 国宝臼杵石仏

臼杵八ケ所霊場巡拝

臼杵八ケ所霊場巡拝

全都道府県への緊急事態宣言を受け、様々な分野で自粛モードが続いております。
臼杵石仏でも、観光に来られる方というより、お近くの方が少人数で、参道や公園を散策する姿を見かける静かな毎日が続いています。満開の芝桜も見てもらえて喜んでいるかな?

出かける事が難しい状況の中で、少しでも心身のリフレッシュになっていただければ、と想い、「臼杵八カ所霊場巡り」をシリーズで紹介していきたいと思います。この記事を読んで、ご自分で寺巡りをしている気持ちになって頂ければ、と願っています。

では、第一番札所の国宝臼杵石仏から最後の第八番札所の高野山・興山寺まで、新緑の臼杵八カ所霊場をお愉しみください!みなさまの、お願い事が叶いますように。

本日は、第1番札所の「国宝臼杵石仏」です。

納札箱

納札箱

一般の祈願用紙

一般の祈願用紙



下の納札箱にお札を納めました

上の箱は机に置いてある一般の祈願用紙を納める場所です。

横には、祈願線香(身体健全・家内安全・商売繁盛・良縁結願・就職成就・学業成就・子宝安産)もございます。

祈願線香

祈願線香

今日は、身体健全のお線香を立てました。

身体健全

身体健全

本日の御朱印です。目的の1番札所「国宝臼杵石仏」(右)は、チケット売り場横の観光情報協会売店でお求めいただけます。写真(中・左)は、満月寺のご住職から書いて頂いたもの。不在の時は、境内の中に書きおいたものを販売しております。それぞれに味わい深いですね。

本日の御朱印

本日の御朱印

巡拝後の帰り道に可愛いお花を見付けました。
こんな出会いも、御朱印の旅のいい思い出になるものです。
本日のお願い事。
祈願線香の煙に乗せて、みなさまの身体健全を国宝臼杵石仏より願っています。

参道で花と出会う

参道で花と出会う

「もみじ会」のみなさんによる石仏敷地内の美化活動

券売り場横の木の剪定

券売り場横の木の剪定

石仏の敷地内を美しく保つために、活動をされる「もみじ会」というグループがございます。地元深田地区の有志8名で結成されています。

 今日は、チケット売り場横の大木を剪定してくれました。
木の枝が屋根にかかり、気になっていたところでしたので、大変助かりました。

 朝から、メンバーの方々が道具を持ちより、手際よく作業を進め、みるみるうちに数本の大きな木を伐採。
下準備から後処理まで、手際の良さは、チームワークの良さの表れのようです。

 会長の川野悦朗さんにお話しを伺いました。
「もみじ会」の目的は、名の通り、臼杵石仏に美しいもみじの風景を創出しよう、というものだそうです。
臼杵石仏の敷地の景観を美しく保つように、という同じ想いを抱くメンバーの結束力は強く、時間や道具を工面しながら積極的に活動されているそうです。
もみじは、植え付けから大きく育つまで少なくとも約10年を要すそうです。将来の石仏の景観を描くのは、息の長い活動となります。メンバーは60代が中心であるため、その熱意を若い方々に引継ぎ活動を繋げていくことが、重要と語られました。

古園石仏群下に植えた若い紅葉

古園石仏群下に植えた若い紅葉

 地元の方々の熱い想いに支えられて、今日の臼杵石仏が在り、また将来にわたって素晴らしい地元の文化財・観光地で在り続けられることを実感させられます。

 「もみじ会」のみなさん、ありがとうございました!

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