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国宝臼杵石仏公式ブログ

記事アーカイブ:

臼杵暮らしの豊かさが詰まった創造的な結婚式~うすき皿山(喫茶室)にて

臼杵の春を感じさせる暖かな空間

臼杵の春を感じさせる暖かな空間

 臼杵焼の工房、ギャラリー、喫茶が並ぶ複合施設「うすき皿山」。

本日、喫茶室で結婚式が行われます。
新郎は、地域おこし協力隊として臼杵に移住し、有機農業を行っていらっしゃいます。

 さて、準備の様子を見せていただきました。

 梅の花をあしらったテーブルコーディネートや季節の花で暖かな光を放つ照明など、春を感じさせる空間が広がっていました。

皿山喫茶室、隣はギャラリー

皿山喫茶室、隣はギャラリー

皿山喫茶室外観

皿山喫茶室外観

新郎新婦の席かな?

新郎新婦の席かな?

 これから臼杵焼のお皿と臼杵の食材を取り入れた美味しい料理がたくさん並ぶことでしょう。

 臼杵の暮らしの豊かさと愉しさが感じられる、とっておきの結婚式になりそうですね。
新郎新婦のお幸せを61体の石仏と共に願っています!おめでとうございます。

明るい陽を浴びる冬の石仏

山王山からの眺め

山王山からの眺め

 先日から続く寒波で、臼杵石仏でも今朝は小雪が舞っていました。

 外気温が1℃を上回らなければ、シャッターが開けられないのですが、意外にも9時には全群オープン。風が冷たく体感温度は低いけれど、気温はあまり下がらなかったようです。

 さて、山王山からの眺め。雪は止みましたが、冷気で白っぽく感じられます。
阿弥陀如来さまも寒さに耐えているような表情?

阿弥陀さまも寒さに耐えている?

阿弥陀さまも寒さに耐えている?

 古園石仏群からの眺めです。寒い日ほど、陽ざしが明るく景色を照らし出すように見えます。

澄んだ空気に陽が注ぐ石仏公園

冷たい空気の中、明るく映る石仏公園

日光を浴びた13仏のみなさまも眩しく、冬の石仏もいいものだな、と思わせられます。

 石仏周辺の道路は雪の影響もございません。クリアな空気の中、明るい陽射しを浴びる冬の石仏に会いに来てみませんか?

日光を浴びる古園13仏

日光を浴びる古園13仏

受験シーズン到来!勢至菩薩さまと文殊菩薩さま、どちらの智慧を選びますか?

 

ホキ石仏第2群の勢至菩薩さま(向かって左)

ホキ石仏第2群の勢至菩薩さま(向かって左)

 いよいよ受験シーズン到来ですね。
学業の神様にお参りしたり、御守を携えて会場へ向かう方も多いことでしょう。
臼杵石仏にも、お力になりそうな智慧の仏さまが数名いらっしゃいます。

 まず、「勢至菩薩立像(ホキ石仏第2群第1龕)」をご紹介します。
勢至菩薩さまは、強い智慧の光を放ち、智慧でもって人々を迷いや苦しみから救ってくれるとされます。
受験勉強も終盤に入ると、多かれ少なかれ苦しさを感じていることと思います。

ちょっと精神的にお疲れのみなさまにお勧めの仏さまです。
冬季限定の御朱印にもなっております。

冬季限定御朱印は勢至菩薩さま

冬季限定御朱印は勢至菩薩さま

 次にご紹介するのは、「文殊菩薩さま(古園石仏群 大日如来像の向かって左から3躯目)」です。「三人寄れば文殊の智慧」とも言われるように、こちらも智慧の仏さま。
文殊菩薩さまの智慧は、物事を見極める判断力や考える力、といった具体的な対策に役立つものです。

大日如来様の向かって左に3躯目が文殊菩薩さま

大日如来様の向かって左に3躯目が文殊菩薩さま

文殊菩薩さま

文殊菩薩さま

 勢至菩薩さまは、受験に立ち向かう強い精神力を、文殊菩薩さまは、勉強の効率を高めたり最後の得点アップの力を、授けてくれそうですね。

 みなさま、どちらの仏さまが必要ですか?

古園石仏群には、「学業成就」の祈願線香もありますよ。

学業成就の祈願線香もあります

学業成就の祈願線香もあります

 また、忙しくて実際に来ることのできない方、ご家族にお願いしたり、このページの写真でお心を強くされていただければ、幸いです。

 みなさまのご検討を仏の里より願っております。

今年も鯉が冬眠しています

鯉

今年も寒い冬を迎え、鯉が冬眠しています。

冬以外はとても活発に動き、人が通ると近くに寄ってきていた石仏の鯉たちも、寒くなるとみんなで橋の下などにかたまって、じっと動かなくなります。

寒くなり、水温が自分の体温またはそれ以下(8℃くらい)になると、体の機能を止めて、餌などを食べなくなります。

こういう種類を「冷血動物」と呼ぶそうです。

暖かいうちに食べてたくさん体に蓄えて、冬はエネルギーを使わず、春に備えるんですね。

「ここの鯉は元気がないなぁ」

とおっしゃる方を時々見かけますが、ただ今、鯉は冬眠中ですので、暖かく見守って下さい^^

ホキ石仏第1群、本除去が終了しました

本除去作業を終え、きれいになった頬樹石仏第1群第1龕の仏さま

本除去作業を終え、きれいになった頬樹石仏第1群第1龕の仏さま

 先日(1/5)、2回目の紫外線照射を終え本除去作業が行われました。
中間除去と比べ、仏体表面のより深い部分へ付着した着生生物を取り除く作業です。

 仏体を損傷しないように、より慎重な工程となるため、作業されるみなさまも緊張感がみなぎります。

 作業は1日で無事に終了されました。
寒い中、朝早くから気を張り詰めて作業をされたみなさま、お疲れ様でした。

 さて、一夜明けたホキ石仏第1群のきれいになった石仏。
1龕とこれからバレンタインデーに向けて注目の愛染明王坐像です。緑の部分がほとんどありません。
みなさま、さっぱりした様子でしたよ。

これから注目の愛染明王さまもこざっぱり

これから注目の愛染明王さまもこざっぱり

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