スポーツの日、多聞天立像に必勝祈願(心を強く)
明日はスポーツの日です。
この日に因んで、勝負ごとにご利益があるとされる「多聞天立像」を紹介します。
場所は、古園石仏群の向かって右端です。
多聞天は天部という仏の世界を護る神で、特に四天王の一つ(北を護る)です。単独で祀られる場合は、「毘沙門天」と呼ばれます。
さて、古園石仏の仏さまは凝灰岩と砂岩の境目に彫られています。
砂岩層である下半身は彫ることができないため、周辺の石材を寄せ付けて造られています。
多聞天立像は縦に長いため、その形跡が分かり易く表れています。
彫ってはめ込んで作られた多聞天さま、益々たくましく感じられます。
みなさま、この秋の必勝祈願に、また自らの心に打ち勝つために、多聞天立像に会いにきてみませんか?
彼岸花第2弾、やっぱり秋のお彼岸に合わせて
お彼岸も今日が最終日です。
彼岸入りの頃は真夏のような暑さが続いておりましたが、たった数日の間にすっかり涼しくなりましたね。
今年は石仏公園の彼岸花が早くから咲き、お彼岸には終わりかけ?のような状態でした。
ところが、秋分の日頃から参道内や川沿いの彼岸花が咲き始めました。
やはりお彼岸に合わせて咲いてくれたのですね!
今朝はとりわけ、川沿いを赤く彩る姿がこの時期らしい石仏の風景に感じられました。
もうすぐ秋のお彼岸です
残暑が続きますが、9月も中旬を迎え石仏でも秋らしい景色が広がってきました。
公園では、お彼岸が近付くと姿を見せる彼岸花が今年は一足早く咲いています。少し終わりかけでしょうか? 白い花も見付けました。来年も同じ場所に咲くかな?

さて、今年の秋のお彼岸は、9/19(木)~25(水)です。
中日の22日は秋分の日、この世とあの世が最も近づく日とされています。
親しかった故人の魂を身近に感じながら、お墓参りをするのに相応しい時間ですね。
臼杵石仏では、最も西に位置するホキ2群をあの世(彼岸)。
その向かいの満月寺方面を此の世(此岸)とする「浄土庭園」の構造が取られています。
秋分の日には、ホキ2群、九品の弥陀の中心にある阿弥陀如来像の額に朝陽が射す面白い現象が見られるのもこのためです。
みなさま、お彼岸には石仏をめぐりながらゆっくりとした秋の一日を過ごしてみませんか?
石仏公園にも秋の訪れ
参道や公園内を歩くと、蝉しぐれも小さく遠くなり、落ち着いた秋の空気が感じられるようになりました。夏の終わりと秋の訪れが相席しているようです。
そうした中で向き合う、仏さまはいつにも増して穏やかなお顔に見えます。

石仏公園を見渡すと、彼岸花の朱い頭がぽつぽつと目に入ります。いつの間にか、咲いていたのですね。
これから、ゆっくりと石仏巡りをしたり、「祈りの回廊」のスタンプを集めたりするのに相応しい季節に入ります。
詳しくはこちら。「祈りの回廊」

みなさま、秋の訪れを感じながら臼杵石仏を歩いてみませんか?
9/7(土)は、カボスの配布もありますよ!
詳しくはこちら
「カボス果実の無料配布
火まつり前の草刈で清々しい石仏&第3のハートの出現
いよいよ火まつりも今週末に迫ってきました。
先週から、参道内や公園、駐車場など、石仏敷地内の草刈が進んでおります。
地域の方々・市役所など関係者で協力して、行う炎天下の作業です。
ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
参道内を歩くと、刈り立ての青い草の香りが清々しく漂っていました。
夏枯れの茶色い茎や生い茂った藪が消え、こざっぱりとした風景があちこちに広がっています。そんな中、古園石仏の高台からいつもとは異なる眺めが見えたのでご紹介します。
お馴染み「うすきプロジェクト(すき、はハートマーク)」のロゴです。
東屋(公園内の小さな小屋)の前に「う」と白っぽいハートマークが珍しく浮かび上がっています。普段は茶色が埋もれていたり、「う」が消えていたりして、見えてこないのですが。
古園石仏にあるピンクの看板でクイズとして紹介されているのは、その前に広がる横向きの大きなハートです。
その右に緑のハートもあるのですが、こちらは今回埋もれています。見える季節が多いので、こちらは第2のハート?です。

「うすきプロジェクト」のハートは、知る人ぞ知る第3のハート。
大日如来様も、火まつり前の準備や整えられた景色に満足されていることでしょう。
みなさま、火まつりの夜は、松明に照らされた幻想的なハートを探してみませんか?






