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国宝臼杵石仏公式ブログ

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ホキ石仏第1群の薬師如来像

第1龕(向かって左が伝薬師如来像)

第1龕(向かって左が伝薬師如来像)

新型コロナウイルスの影響が各方面へ広がる中、参道を歩くと目に留まるのが、病気を治す仏様として知られる「薬師如来様」です。
本日は、ホキ石仏第1群にある2体の薬師如来像を紹介します。
第1龕は、「伝薬師如来像」。向かって左の仏様です。
「伝」というのは、「言い伝えられている」、という意味で文化財として正式に確定したものではありません。
この薬師如来様は、穏やかで優しい表情をしており、観る者の心に安堵感を与えてくれるものです。
 
第2龕は、全体的に欠損が少なく彫りのラインをよく留めており、強い存在感を出しています。
向かって左の如来像が薬師如来様です。
薬師如来像は、その中でも比較的穏やかな表情をしておりますが、眼差しには鋭さが感じられます。
向かい合っていると、何とも心強くなるものです。
第2龕(向かって左の如来像が薬師如来像)

第2龕(向かって左の如来像が薬師如来像)

臼杵石仏では、みなさまのストレスや不安が少しでも和らぎますこと、またウイルスの一日も早い収束を願っております。
 

【桜吹雪の新年度】

満月寺周辺の桜

満月寺周辺の桜

新年度を迎え、職場や学校など新しい環境に入られる方も多いことと思います。

日本中に、張り切ったり、緊張したり、と4月特有の空気が漂う中、添えられるのは、やさしい桜の景色です。
臼杵石仏でも今週に入り、桜が満開を迎えております。

雨の続いた3月末は、別れの寂しさと共にしっとり咲いて見えた桜でしたが、4月に見ると、新しい出会いを歓迎するように映るものです。

石仏公園では芝桜も咲き始め、ハートの小路をかわいらしく彩っています。

芝桜とハートの小路

芝桜とハートの小路

満月寺の周辺も桜色のアーチがあちこちに見られ、どこを歩いても春爛漫の雰囲気が味わえます。

桜のアーチ

桜のアーチ

石仏公園からチケット売り場方面への道に架かる橋の名前は、「出合橋」(「会」ではないよう)。
桜吹雪の舞う4月には、ちょっと意識して渡ってしまうような橋です。

出合橋

出合橋

みなさまが素晴らしい新年度をお迎えになりますよう、石仏の里から願っております!

大日如来様

大日如来様

暖かな花曇りのお彼岸

鮮やかな花桃

古園石仏から臨む此岸

明日は春分の日。
この日を中日に、前後3日がお彼岸です。

太陽が真東から昇り、真西に沈むことから、此の世(東側)とあの世(西側)が最も近づく時とされています。

 臼杵石仏にもこのことを表す「浄土庭園」の構造が見られます。

古園石仏群から見渡して、石仏公園を挟み満月寺側が私たちの住む「此の世(此岸)」。石仏群側が悟りの世界(彼岸)。公園には、古くは池(此岸と彼岸を結ぶ)があったとされています。お彼岸には、太陽がこの池を直線で通るため、両岸が最短距離で結ばれるというわけです。

 さて、石仏の3月を彩る花々も一つ一つ咲き始めております。暖かな空気にくすぐったいような香りが漂う、花曇りのお彼岸。

新型コロナウイルスに関する影響で、外出を控えている方も多いことと思います。今年のお彼岸、みなさまがどのような形でも、ご先祖様や親しかった知人を忍び、よい時間を過ごされることを願っています。

鮮やかな花桃

鮮やかな花桃

小川に並び立つ菜の花

小川に並び立つ菜の花

後ろ姿は珍しい?

後ろ姿ほっとさん

 

先日、ほっとさんが石仏に遊びに来てくれましたよー!

イベントなどに顔を出してくれることはよくあるのですが、「ほっとさん」が石仏を見学することはあまりなくて。

実はとってもレア!!

参道を歩いていても次々に写真をお願いされて、大人気!! 

そして写真は、観光に来られたお客様を優しく見守るほっとさんの後ろ姿。

顔が見えていないのになぜこんなにかわいいのでしょうか…。笑

大日如来と後ろ姿ほっとさんの、ほっこり写真をご紹介しました♡

 

何体の石仏が見えますか?

ホキ石仏第2群第2龕

ホキ石仏第2群第2龕

石仏巡りの最初のグループ、ホキ石仏第2群第2龕は、通称「九品の弥陀」と呼ばれます。
比較的小さな菩薩立像がたくさん並んでいる場所ですが、お客様からその数について質問を受けることが度々あります。

みなさま、写真から何体の石仏が見えますか?

正解から言うと、13体です。この識別がなかなか難しいのです。

まず、「九品の弥陀」。
これは、中央の阿弥陀如来坐像とその両サイドの4体の阿弥陀如来立像の9体をいいます。

次に、向かって右の大きな不動明王。この辺りで発見されたのですが、九品の弥陀を構成する仏像には数えられていないため、看板には載っていません。

その左横に立つのが観音菩薩立像です。他の阿弥陀如来立像とほぼ同じ高さではありますが、冠があることから菩薩であることが分かります。

この龕の一番左端に立つのが天部立像です。

さて、ここまでで12体。
あと一体はどこにあるのでしょう?

正解は、左端の天部立像と九品の弥陀の間、上部に洞穴があり下部に苔が生えている場所です。
洞穴の部分に頭部が、苔の部分に胴体があったとされております。
つまり、今は「見えない」仏像が確認されている、というわけです。難題でしょう?
看板で言うと、(菩薩立像か)に当たります。

ここに菩薩像

ここに菩薩像

看板

看板

みなさま、「見えない・見えにくい」仏様を探す一味違った石仏巡り、試してみませんか?

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