臼杵のかわいい宝たちが、地域の宝・臼杵石仏を探訪!

古園石仏にて
11月14日(木)、「乳幼児期家庭教育学級 にじっ子」の親子約20組のみなさまと引率の先生・ボランティア・スタッフの方々が石仏に来てくれました!
「にじっ子」は、臼杵市が取り組む家庭教育支援活動の一つです。乳幼児と保護者が、地域の方々と共に遊びや体験を通して成長する場です。
毎月2回ほど活動しているそうです。
今日は、ちょっと寒い朝となりましたが、元気に石仏公園に集合。お母さんと並んで、いざ石仏へ出発!
どんぐりや落ち葉を拾ったり、ふと小川を眺めたり、と発見がいっぱいの参道を進み、古園石仏群へ到着しました。
初めて会う大きな大日如来様。
願い事を携えず、ただピュアな心で仏様と対面できるのは、この世代だけの特権でしょう。
日常の身近な存在の一つとして、認識してくれたらいいな、と願っています。
居合わせた県外の団体客の方々にも、地域の子どもが文化に触れあう姿は好感的に映ったようでした。
さて、明るい陽ざしの注ぐ公園に戻り、ランチタイムです。
お弁当の唄をみんなで歌って、いただきます!
「にじっ子」で作った、牛乳パックのバッグを手に臼杵石仏にやってきた。にじっ子ちゃんたち。
どんな思い出が詰まったのでしょうか?
臼杵の将来を担う地域の宝、にじっ子ちゃん。
みなさまの成長を61体の石仏と共に願っております。

石仏公園にてランチタイム
アサギマダラ、まだかな?

アサギマダラ、過去の写真
10月になると、石仏を流れる小川に「フジバカマ」という落ち着いた紫色の花が咲きます。
そうなると、心待ちになってしまう「アサギマダラ」という蝶の飛来。
この蝶は、20℃前後の気候の地を求めて、移動する渡り蝶。その距離は2000kmにも及ぶ大飛行です。
春は南西諸島や台湾から北上し、日本列島を縦断します。秋は、逆コース。南方への飛行の途中、フジバカマの花の咲く場所に立ち寄ります。この花の蜜に含まれる成分が、蝶の生育に必要なためだそうです。大分県では、姫島村が一大飛来地として有名ですが、臼杵石仏の小川でも一休みしていく姿が見られるのです!
今年は、残念ながらまだ姿が確認できておりません。
10月も終わりますが、待ってるよ!アサギマダラ!
*写真の蝶は、過去のものです。フジバカマは今日のもの。

フジバカマ
黄金色の季節

稲刈り直前
稲刈りの季節になりました。
石仏のある深田地区の田んぼも、収穫期を迎え賑わっております。
黄金色に染まった田んぼをジグザグと進む赤いコンバイン(稲刈り機)。みるみるうちにたわわに実った稲が刈り取られていきます。
いつ見ても、日本の里の原風景だと思わせられる古園石仏からの眺め。
今日もまた、里の秋の一枚が描かれていきます。
黄金色の季節ももうすぐ終わり。
一段と深まる秋の次の風景をお楽しみに!
臼杵っこガイドが秋の石仏を案内!(10/6(土))
今日は、臼杵っこガイド8名による石仏案内が行われました。
臼杵っこガイドとは、臼杵の歴史に関する講習を受け、ガイドとして認定された市内の小中学生です。

臼杵っこガイド
朝から、さわやかな秋晴れが広がり、石仏をゆっくり観て廻るにはもってこいの日曜日。
月に一度のオーガニック朝市「ひゃくすた」も開催され、集まった近隣の方々も、地元の子どもたちの活躍を頼もしく感じていたようです。
ラグビーワールドカップ期間中ということもあり、国内外の多くのお客様が訪れる中、臼杵っこの詳しい説明は、大変喜ばれておりました!
説明を聞いた後は、古園石仏の正面に広がる里の風景を眺めるのが定番となっています。今日は、コスモスがなびく度に変化ていくような光景に、お客様もいつもより長く足を止め、愉しまれているようでした。
臼杵っこガイドのみんな、ありがとうございました!
今後の活躍に期待しています!

石仏公園のコスモス
描かれた阿弥陀如来様が繋いだ縁

油彩仏像画「臼杵石仏群 阿弥陀如来坐像」
ボランティアガイドさんから、お客様から届いた嬉しいお便りを見せてもらいました。
滋賀県からお越しの、仏像の油彩画を趣味とされる植村様。
ホキ石仏第2群の阿弥陀如来様を描いた作品の印刷物が同封されておりました。
臼杵石仏との出会いは、図書館でご覧になった写真集。その造形の美しさに惹かれ描かれたそうです。
写真撮影やスケッチを禁止するお寺が多いため、写真や印象で描くことが一般的なスタイルである仏像(臼杵石仏では、写真・スケッチ共に可)。
植村様も、写真と想像により何と1年もかけて臼杵石仏を描かれたそうです。
大きさ、縦117cm×横90cmという大作。
岩の風合いや阿弥陀様の表情を拝見すると、細部に至るまで様々な想いを巡らせながら描かれたことや、仏像に対する愛着の深さが伝わってきます。また、観る者に油彩画で見る仏像の良さを伝え、「想像」という鑑賞方法を発見させる興味深い作品です。
当作品は、滋賀県内の美術展で入賞されたそうです!現在は、京都市にある長圓寺に奉納されているそうで、大変有り難く感じております。
臼杵石仏は、京都から来た仏師が彫ったと云われております。約千年の時を経て、関西から訪れたお客様によって描かれ、京都のお寺に奉納されたという阿弥陀如来様。
仏教には、物事は全て影響を及ぼしながら成り立っている(諸法無我)、という考え方があります。この絵を眺めていると、仏様が作った一つの出会いが、人々の日常を豊かに繋いでいったことを感じ入るものです。
みなさま、絵や写真と通して、石仏と出会ってみませんか?