第1番札所、国宝臼杵石仏より「臼杵八カ所霊場巡り」を紹介します! 第1回 国宝臼杵石仏

臼杵八ケ所霊場巡拝
全都道府県への緊急事態宣言を受け、様々な分野で自粛モードが続いております。
臼杵石仏でも、観光に来られる方というより、お近くの方が少人数で、参道や公園を散策する姿を見かける静かな毎日が続いています。満開の芝桜も見てもらえて喜んでいるかな?
出かける事が難しい状況の中で、少しでも心身のリフレッシュになっていただければ、と想い、「臼杵八カ所霊場巡り」をシリーズで紹介していきたいと思います。この記事を読んで、ご自分で寺巡りをしている気持ちになって頂ければ、と願っています。
では、第一番札所の国宝臼杵石仏から最後の第八番札所の高野山・興山寺まで、新緑の臼杵八カ所霊場をお愉しみください!みなさまの、お願い事が叶いますように。
本日は、第1番札所の「国宝臼杵石仏」です。

納札箱

一般の祈願用紙
下の納札箱にお札を納めました
上の箱は机に置いてある一般の祈願用紙を納める場所です。
横には、祈願線香(身体健全・家内安全・商売繁盛・良縁結願・就職成就・学業成就・子宝安産)もございます。

祈願線香
今日は、身体健全のお線香を立てました。

身体健全
本日の御朱印です。目的の1番札所「国宝臼杵石仏」(右)は、チケット売り場横の観光情報協会売店でお求めいただけます。写真(中・左)は、満月寺のご住職から書いて頂いたもの。不在の時は、境内の中に書きおいたものを販売しております。それぞれに味わい深いですね。

本日の御朱印
巡拝後の帰り道に可愛いお花を見付けました。
こんな出会いも、御朱印の旅のいい思い出になるものです。
本日のお願い事。
祈願線香の煙に乗せて、みなさまの身体健全を国宝臼杵石仏より願っています。

参道で花と出会う
「もみじ会」のみなさんによる石仏敷地内の美化活動

券売り場横の木の剪定
石仏の敷地内を美しく保つために、活動をされる「もみじ会」というグループがございます。地元深田地区の有志8名で結成されています。
今日は、チケット売り場横の大木を剪定してくれました。
木の枝が屋根にかかり、気になっていたところでしたので、大変助かりました。
朝から、メンバーの方々が道具を持ちより、手際よく作業を進め、みるみるうちに数本の大きな木を伐採。
下準備から後処理まで、手際の良さは、チームワークの良さの表れのようです。
会長の川野悦朗さんにお話しを伺いました。
「もみじ会」の目的は、名の通り、臼杵石仏に美しいもみじの風景を創出しよう、というものだそうです。
臼杵石仏の敷地の景観を美しく保つように、という同じ想いを抱くメンバーの結束力は強く、時間や道具を工面しながら積極的に活動されているそうです。
もみじは、植え付けから大きく育つまで少なくとも約10年を要すそうです。将来の石仏の景観を描くのは、息の長い活動となります。メンバーは60代が中心であるため、その熱意を若い方々に引継ぎ活動を繋げていくことが、重要と語られました。

古園石仏群下に植えた若い紅葉
地元の方々の熱い想いに支えられて、今日の臼杵石仏が在り、また将来にわたって素晴らしい地元の文化財・観光地で在り続けられることを実感させられます。
「もみじ会」のみなさん、ありがとうございました!
ホキ石仏第1群の薬師如来像

第1龕(向かって左が伝薬師如来像)
本日は、ホキ石仏第1群にある2体の薬師如来像を紹介します。

第2龕(向かって左の如来像が薬師如来像)
【桜吹雪の新年度】

満月寺周辺の桜
新年度を迎え、職場や学校など新しい環境に入られる方も多いことと思います。
日本中に、張り切ったり、緊張したり、と4月特有の空気が漂う中、添えられるのは、やさしい桜の景色です。
臼杵石仏でも今週に入り、桜が満開を迎えております。
雨の続いた3月末は、別れの寂しさと共にしっとり咲いて見えた桜でしたが、4月に見ると、新しい出会いを歓迎するように映るものです。
石仏公園では芝桜も咲き始め、ハートの小路をかわいらしく彩っています。

芝桜とハートの小路
満月寺の周辺も桜色のアーチがあちこちに見られ、どこを歩いても春爛漫の雰囲気が味わえます。

桜のアーチ
石仏公園からチケット売り場方面への道に架かる橋の名前は、「出合橋」(「会」ではないよう)。
桜吹雪の舞う4月には、ちょっと意識して渡ってしまうような橋です。

出合橋
みなさまが素晴らしい新年度をお迎えになりますよう、石仏の里から願っております!

大日如来様
暖かな花曇りのお彼岸

古園石仏から臨む此岸
明日は春分の日。
この日を中日に、前後3日がお彼岸です。
太陽が真東から昇り、真西に沈むことから、此の世(東側)とあの世(西側)が最も近づく時とされています。
臼杵石仏にもこのことを表す「浄土庭園」の構造が見られます。
古園石仏群から見渡して、石仏公園を挟み満月寺側が私たちの住む「此の世(此岸)」。石仏群側が悟りの世界(彼岸)。公園には、古くは池(此岸と彼岸を結ぶ)があったとされています。お彼岸には、太陽がこの池を直線で通るため、両岸が最短距離で結ばれるというわけです。
さて、石仏の3月を彩る花々も一つ一つ咲き始めております。暖かな空気にくすぐったいような香りが漂う、花曇りのお彼岸。
新型コロナウイルスに関する影響で、外出を控えている方も多いことと思います。今年のお彼岸、みなさまがどのような形でも、ご先祖様や親しかった知人を忍び、よい時間を過ごされることを願っています。

鮮やかな花桃

小川に並び立つ菜の花