国宝臼杵石仏火まつり、幻想的な夏の夜
火まつりの様子です。
太鼓の力強い演奏に幕開けです。
19時に点火。
松明、篝火に火が灯り参道にも、公園にも明るい夜の闇が広がりました。
夏の終わりを彩る幻想的な風景が演出されました。
古園石仏には、武士もいらっしゃいました。
たくさんのみなさまにお越しいただき、大変感謝しております。
どこが変わったかな?美仏内閣の官房長官、昔と今

昔のホキ石仏第1群第2龕
8月も半ばを過ぎ、幾分過ごし易くなった石仏には遠くからみえるお客様が増えてきました。
数十年ぶりに再訪してみた、という方もたくさんいらっしゃいます。
そうした方々から、「田んぼの中を通って、もっと山の中を巡った気がする」、という感想や、「散らばっていた仏様を集めたの?」といった質問を受けることがあります。
確かに、参道が今の様に整備される前は、石仏入口の田んぼの中にある「深田の鳥居」をくぐって畦道を通りホキ石仏第2群に辿り着く、というコースでした。
ただ、石仏自体は岩に彫られているので、動かすことはできません。あちこちにあった仏様を集合させて4群にまとめたわけでもありません。
ずっとその場所にいらっしゃいました。
しかし、そのままの姿であったとは限りません。
昭和55~平成5年の保存修理工事で、割れたり落ちたりした石仏片を元の位置に戻す作業が行われました。有名なものは、大日如来様の頭の復位ですね。これは平成5年のこと。今から約30年前ですが、まだその頃の記憶を携えて来られる方が多くいらっしゃいます。
逆に、めったに気付くことのない、しかし大きな変化もありました。
ホキ石仏第1群第2龕の写真を比べてみて下さい。どこが違うでしょう?

今のホキ石仏第1群第2龕
真ん中の阿弥陀如来像の台座です。昔は空洞ですが、現在は石が入っています。これは石仏片を元の位置に戻すにあたり、その重さを支えるために入れた石です。
新たな石を入れないとどうしても安定しない、という場合に限り入れたそうです。
しっかりとした支えのおかげか、阿弥陀如来様も一段と威厳をたたえているように見えるような。因みに、美仏内閣では官房長官を務めています。

深田の鳥居
お盆過ぎの風と夏休みの宿題に心強い仏様

文部科学大臣こと阿弥陀如来立像~ホキ石仏第2群第2龕
お盆過ぎの参道には時おり風が吹き抜けるようになりました。
さて、この時期は里帰りなどでみなさまお揃いでいらっしゃる方が多く、子どもたちもたくさん来てくれます。
そうなると、祈願線香も「学業成就」がよく出るようになります。
お昼過ぎ、真ん中に灯されているのは学業成就かな?「成就」の部分しか残ってませんが、「学業」は既に煙となって仏様に届いたはず。
夏休みも残すところ半分を過ぎたようですが、宿題の進み具合はどうですか?ちょっと不安な方、まだ余裕の方、どなたにもお勧めしたい石仏が、文部科学大臣こと「阿弥陀如来立像」です。 場所は、ホキ石仏第1群第2龕(最初の観覧場所)です。

この仏様です
この阿弥陀様は「人々を正しい道に導くために、分かり易い説法をとなえる、素晴らしい教職者」として文部科学大臣に就任しました。
じっくりと向かい合って心を聴いてもらううちに、頭の中も整理されて宿題もスムーズに進むかもしれません。
さて、空にはこの時期らしい、綿雲が気持ちよさそうに浮かんでいました。夏休みの思い出に、また宿題の景気づけに臼杵石仏へ来てみませんか?

8月らしい綿雲が浮かぶ~古園石仏からの眺め
古園石仏群でクイズ~石仏の里プラス臼杵らしい景色
石仏観覧の最後の場所、古園石仏群は見晴らしのよい高台にあります。
多くの方が古園13仏を観た後、振り返って山里の風景を愉しまれております。
さて、この景色の中にある形が隠されているのですが。意識して見ると見えてきます。
答えは看板の裏にあります。
みなさま、観覧の最後に石仏の里にプラスして臼杵らしい景色を眺める目力を養ってみませんか?

現在の眺め

芝桜の頃(春の終わり)
満月寺の蓮が咲きました
満月寺境内の蓮が咲き始めました。
仁王様も蓮と並んで可愛らしく見えます。
蓮畑はまだもう少しかかりそうですが、お寺の蓮はどんどん開花が進んでいくでしょう。
鉢植えのいいところは、傍まで近づいて上からも横からも下からも眺められるところ。花の中に光が差し込む様子までよく見えます。
とは言え、まだ蕾が多いのですが。
そして、中央に立つ松の木も美しく整えられていました。
こんもりとした深い緑の枝葉が夏らしさをたたえています。
みなさま、一足早い蓮の花をご覧になってみませんか?