桜満開~石仏の桜・石仏と桜

桜満開

桜並木
先日、見頃を迎えた大島桜を紹介しましたが、公園内、参道内のソメイヨシノも満開を迎えております。
3月末の束の間の景色だけに、朝に夕にと観たくなります。
石仏は桜一色ですが、「石仏と桜」というシーンはなかなか見る機会がありません。「仏さまと桜が一緒に映る春の画像はないですか?」という問合せもしばしば受けますが、なかなかよい写真が撮れません。
というのも石仏は覆い屋の中、桜の木は外、見る人(撮影者)はその中間に立つため、どちらかしか見えないのです。桜の木を越えた外側に立つと、仏様のお顔が覆い屋に隠れ見えません。
遠目ですが、かろうじて一緒になったショットが撮れるのは、山王山付近の高い位置です。ホキ石仏第1群第2龕の仏様が花越しにかすかに見えます。

ホキ石仏第1群の仏様と桜
また、参道を下っていると、ホキ石仏第2群第1龕の阿弥陀如来が桜の枝の向こうに何となく見えてきました。

ホキ石仏第2群の阿弥陀様と桜
それにしても、参道と公園を歩いた後、「満開の桜の中に座る仏様」、という実際見ていない光景が頭に浮かんでくることもあり、不思議なものです。
花を愉しむ人と仏様の心の距離が短くなったのでしょうか?
オオシマザクラが見頃です
臼杵石仏公園の桜が見頃を迎えています。
今年は遅いのかなぁと思っていましたが、ここ2日間で一気に開き始めて、見頃を迎えてしまいました。
今日は有名なソメイヨシノではなく、オオシマザクラをご紹介します。
例年、ソメイヨシノよりも少し早めに開花するオオシマザクラ。
今年は両方とも同じタイミングで咲き始めました。
木によって偏りはありますが、ほぼ見頃を迎えています。
花が終わった後に葉っぱを出す河津桜やソメイヨシノに比べ、オオシマザクラは純白で、開花と同時に葉っぱが出ているのが特徴のようです。
雲一つない青空に真っ白の花びらが良く映えます^^
お散歩しやすい季節になりました。
お弁当を持って、石仏公園でピクニックなどいかがでしょうか?
桜はこれから満開を迎えますよ~♪
春の嵐が去って、一気に開花

雨が止んで、一気に花開く
昨夜から続いた春の嵐。
雨も止んだ午後、一気に桜が花開いていました。

雨粒を帯びてこぼれるように咲く
雨粒を帯びてこぼれるように咲くたくさんの花。
昨日は、ほんの数輪だったのに!
生暖かい花曇りの土曜日、みなさまの近くの桜も開花が進んでいるのではないでしょうか?
うららかな春の参道、桜も咲き始めました

川辺に咲き広がる菜の花

少し霞んだ空と斜面の菜の花
石仏入口から公園へと流れる小川や山の斜面には、今日も菜の花が勢いよく咲き広がっています。
少し霞んだ空にさえ、「青」を捉え黄色と合わせ見てしまうこの春。この花の放つ明るさとうららかさは、平穏な日常のかけがえのなさを表現しているようにも感じられます。
今朝、参道の桜の木に数輪の花が咲いているのを見付けました。
明日は雨予報ですが、今この時の陽を忘れずに力強く咲き続けてほしいものです。

チケット売り場の向かいの大きな桜の木

枝先には数輪の花が

参道内の桜
河津桜情報⑫ また来年(終わり)

淡い緑色の並木に
冷たい雨が降る週明け、終に河津桜も終わりを迎えました。
葉桜も過ぎ、ほとんど花が散ってしまいました。
わずかに残る遅咲きの花が数輪。

残っている花はほんの数輪
寒い日の多かったこの1ヵ月、心が春めくような明るさを届けてくれてありがとう!また来年お会いしましょうね。
また、「石仏周辺の河津桜」として、年々広く知れ渡って行く様子に嬉しさを感じております。
みなさまにとって、身近な春の風物詩になりますように!
さて、石仏入口から券売所へと続く川沿いの歩道では、通常の桜がスタンバイしております。
大きく広がる枝には、いつ間にかピンク色の蕾がたくさん姿を見せております。
この「寒の戻り」が通り過ぎたらほころんでくるのでしょうか?
春本番の桜もお楽しみに!

敷地内の桜

ほんのり色づいてきた蕾