臼杵市が住みたい田舎ランキング1位に選ばれました!
2018年1月4日発売の【田舎暮らしの本】で住みたい田舎ベストランキングが発表されました。
今年は、今までのランキング方法を大きくリニューアルし、人口10万人未満の「小さなまちランキング」と人口10万人以上の「大きなまちランキング」の2つのカテゴリーに分けてランキングを発表しました。
年齢層によって、目的や必要としているものが大きく違うため、ランキングを分類し、【総合】【若者世代】【子育て世代】【シニア世代】の4部門でランキングを決定しています。
臼杵市は、その中の【若者世代】が選ぶ住みたい田舎「小さなまちランキング」の1位に選ばれました。
臼杵市では、移住希望者へのモニターツアーや説明会を定期的に開催しており、移住よりも前に一定期間滞在し、臼杵を体験しながら移住先などをじっくり考えることができる、空き家を利用した「臼杵おためしハウス」の設置など、移住希望者への支援に力を入れています。
その他の部門でもランキングに入っています。
重ねてコチラもご覧ください。
海の幸・山の幸など、食材も豊富な臼杵市。
国宝臼杵石仏のもと、歴史と文化にあふれる臼杵市へ是非お越しくださいね♪
紫外線照射&保存作業現場公開について
下記日程にて、紫外線照射作業&保存作業現場公開を実施します。
期間中は、機材や足場などが設置され、担当者が作業を行いますので
観覧に来られたお客様にはご迷惑をおかけすることと思いますが、文化財保護のためにご理解とご協力をお願いいたします。
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【紫外線照射作業実施期間】
・山王山石仏 平成29年11月1日(水)〜11/10(金) ※予定
・ホキ石仏第二群 平成29年11月10日(金)〜11月30日(木) ※予定
※上記二か所は、観覧はできますが鉄筋や機械などがあります
【保存作業現場公開】
・ホキ石仏第二群 平成29年11月25日(土)9:30〜13:30
※参加無料、観覧料別途必要
ホキ石仏第一群は覆屋改修工事の為、
平成29年11月6日〜平成30年3月31日まで見学ができません。
詳しくはこちらをご覧ください
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<保存作業の必要性>
臼杵石仏は、自然環境の中にあることで劣化しやすいため、毎年保存作業を行っております。
石仏が彫られている岸壁は、約9万年前に阿蘇山噴火の際、
流れてきた溶岩や火山灰が冷え固まってできた 阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれるものです。
これらの岩肌は、水分を多く含み柔らかいため、コケやシダが生えやすく
放置しておくと傷付いてしまいます。
そこで、定期的に除去する作業が必要となります。
このために行われる作業が紫外線照射です。
湿気の少ない秋から冬にかけて、岩に害のない紫外線を当て、
付着した植物を枯死させた上で取り除きます。
これは、臼杵石仏で開発された国内初の画期的な技術です。
今後も臼杵石仏をより良い状態で後世へ伝えていくため、保存作業を進めていく方針です。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
<保存作業現場一般公開について>
毎回とても好評で、参加者の皆様より大変喜ばれています。
普段は立ち入りが禁止されている、柵の中に入っての見学です。
作業スタッフが作業内容や必要性などを分かりやすく丁寧に説明をします。
文化財保全の現場を間近で見ることができる貴重な機会ですので
ぜひ一度ご覧ください。
台風18号の影響について
2017年9月17日に発生いたしました台風18号の影響で
大分県南の津久見市、佐伯市、臼杵市に甚大な被害が出ています。
臼杵市も大変な水害を受け、床下床上浸水、土砂崩れなどが発生していますが
幸運にも臼杵石仏への直接の影響はなく、通常通り営業しております。
JRなど各方面への影響も出ていますので、公共交通機関で臼杵石仏へお越しの方は今一度ご確認ください。
臼杵市では、臼杵市社会福祉協議会がボランティアセンターを開設し
家屋の土砂のかき出しなど、お手伝いしていただける方を募集しています。
◆ボランティアセンター 9月18日(月・祝) 14:00 開設◆
【受付】 14:00〜16:00
【作業時間】 09:00〜16:00
※9月19日以降 受付 9:00〜12:00 作業時間 9:00〜16:00
被害にあわれた方々の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
蓮開花状況③ 満開です!
今日から7月!
ジメジメしますが臼杵は久しぶりに青空が見えています。
写真は本日の蓮畑。
もうすでに見頃、満開です。
去年と違い、一気に咲いたと!いう印象です。
本日も早朝より、たくさんの方々にお越しいただき、蓮畑はとても賑わっています。
知らない方も多いですが、蓮は朝しか咲きません。
午後からは蕾へと戻りますので、是非、午前中の早い時間にお越しください。
※蓮畑周辺には日陰がありません。
※帽子や日傘、水分補給など、熱中症対策をしっかりしてお越しください。
金剛力士立像、国宝追加!
国宝臼杵石仏に金剛力士立像が2体追加指定されます。
現在、国宝臼杵石仏(正式名称臼杵磨崖仏)では古園石仏群の大日如来を始めとする59体の石仏が国宝指定を受けております。
今回、3月10日開催の文化審議会で、古園石仏の手前右側の岩壁に刻まれた2体の「金剛力士立像」が、国宝に追加指定されることが決定致しました。
2体の金剛力士立像は、参道山門の二王として平安時代に彫刻されたと考えられています。現状、向かって左側の金剛力士立像はほとんど原型を留めていませんが、右側の立像はほぼ完全に残っており、現在でも観ることができます。
ぜひ、国宝に新たに追加される石仏を観覧しに来ませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております。