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お知らせ

蓮畑について

国宝臼杵石仏の石仏公園には約4400平方メートルの蓮畑があり、
大賀蓮を中心に、5種類の蓮が咲いています。

仏の里には蓮の花が似合うということで、市内のボランティアグループ
『はないちえ』 のみなさんが中心となり、地域の方々の協力のもと、平成12年に植えられました。

数が少なくなっている花もありますので、すべての種類を写真と共に
紹介します^^

上の写真の蓮は、大賀蓮(おおがはす)といい、石仏の蓮畑では一番多い種類です。
全体的に濃いピンクの花びらが特徴です。

昭和26年に植物学者の大賀一郎博士が2000年前の縄文遺跡から種を発掘したことにより
この名前が付けられた、世界最古の蓮です。

次に上の写真は、酔妃蓮(すいひれん)といい、上の大賀蓮に比べ花の色が
全体的に薄く、花びらの先端や縁取りがほんのりピンク色になっています。

「ほろ酔いの妃がほほえんでいるように見える」ということから
この名前がついたと言われています。

そして上の写真は、八重茶碗蓮(やえちゃわんはす)です。
花びらが幾重にも重なり、大賀蓮や酔妃蓮よりも濃い赤色をしています。

小さい花でも120枚ほどの花びらを携えているそうです。
石仏の蓮畑の5種類の中で最初に植えた蓮のようです。

そしてこちらの花は、沙羅(さら)といい、花びらはすべて綺麗な白一色です。

石仏の蓮畑には数があまり多くありませんが、緑の葉っぱとピンクの蓮の中に
輝く真っ白い花は、とても目を惹きます。

最後に上の写真は、今年最初に顔を出した蓮ですが
赤心(せきしん)ではないかと思います。
(定かではありません^^;)

元々赤心は数が少なく、ほとんど見たことはありませんでしたが、
今年咲いた花がどの蓮よりも色濃く、真っ赤に主張していたので、赤心ではないかと思います。

一度にすべての蓮の種類を見ていただくことは難しいと思いますが、
是非、仏の里の蓮の花を見に来てくださいね!

ホキ石仏第一群覆屋改修工事終了のお知らせ

11月より5か月間にわたって行っていましたホキ石仏第一群の覆屋改修工事が3月31日をもちまして終了いたしました。

改修工事期間中に来られたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

4月1日より、立派に新しくなったホキ石仏第一群の覆屋と共に国宝臼杵石仏の4群すべてが見学できるようになります。

減額していました入場料も通常料金(大人540円 / 小人260円)へと戻りますので、見学に来られるお客様はお間違えのないようにお願い致します。

詳しい団体料金などは【料金/アクセス】ページからご確認ください。

↑ 今まで電気がなかったホキ一群ですが、ライトがついて明るくなりました。

↑ 冬の寒い時期はこのようにシャッターが閉まります。

ミシュラン・グリーンガイドで臼杵石仏が★★獲得!

大分県内の観光地・観光施設を紹介する「ミシュラン・グリーンガイド 大分 WEB版」(仏語、英語)が、日本ミシュランタイヤ株式会社のウェブページ上で公開され、「臼杵市」「臼杵石仏」「二王座歴史の道」「風連鍾乳洞」が新たに選出されました。

臼杵石仏は二つ星(★★ 寄り道する価値がある)
臼杵市と二王座歴史の道は一つ星(★ 興味深い)を獲得しました!
(ミシュランの最高評価は★3つです)

今後、書籍「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」改訂第6版(発行日未定)に掲載される予定です。

詳しくはコチラをご覧ください
大分県内の各施設の評価も見ることができます。

ミシュラン・ガイドでも評価された臼杵市の姿、改めて再確認してみませんか??


◆ミシュラン・グリーンガイドとは?

ミシュラン・グリーンガイドは、飲食店・レストランやホテルを評価するミシュランガイドと同様、フランスのタイヤメーカーであるミシュランが人々の快適なドライブをサポートするために100年以上前から発行しています。

現在は、ドライブにとどまらず、幅広い旅行者に旅の目的地を提案し、人や物のモビリティに貢献しています。

最初のミシュランガイド・フランス版は、1900年8月に発行されました。

当初、ドライバーのために作成されたこのガイドには、タイヤの使い方と修理方法、自動車修理工場のリスト、市街地図、ガソリンスタンド、ホテルやレストランなどの実用的な情報が満載していました。

「ミシュラン・グリーンガイド」は1926年、ブルターニュ編の発行により、旅行ガイドとして誕生しました。

ミシュラン兄弟は、自動車の活用を促進し、ひいてはタイヤ市場を発展させていくために、旅をより安全で楽しいものにすること、つまりモビリティの向上を目指しました。

これは現在もミシュランの地図、ガイドなどの各種刊行物に共通の目標になっています。

「ミシュラン・グリーンガイド」コレクションは、好奇心に満ちた旅行者たちが、訪れる土地をよりよく理解し、充実した旅を楽しめるような情報を満載しています。

豊かな自然や多彩な文化に触れることができる興味深い観光地が紹介されており、掲載地は旅行者へのお薦め度という観点で、星なしから「わざわざ旅行する価値がある」という三つ星までが付与されています。

星は「わざわざ旅行する価値がある(★★★)」、「寄り道する価値がある(★★)」、「興味深い(★)」を意味します。

この評価は、「ミシュラン・グリーンガイド」独自の9つの基準に従って決められます。

1. 旅行者がその観光地を訪れた時に受ける第一印象

2. その場所の知名度

3. 文化財の豊かさ、レジャーの充実ぶり

4. ユネスコの世界遺産などの公的評価

5. 芸術品や史跡の固有の美術的価値

6. 美観

7. 作り物ではない本物としての魅力と調和

8. 旅行のしやすさと利便性(施設整備、アクセス、維持管理など)

9. 旅行者の受け入れの質

「ミシュラン・グリーンガイド」コレクションは、客観的で正確、明瞭でわかりやすい情報を提供し、旅行者をサポートすることを常に目指しています。

現在404種類のガイドが計10か国語で展開されています。

2009年から外国人観光客に日本の魅力をお伝えする『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』が発行され、約2年おきに改訂版を出版して掲載地を増やしています。

臼杵市が住みたい田舎ランキング1位に選ばれました!

2018年1月4日発売の【田舎暮らしの本】で住みたい田舎ベストランキングが発表されました。

今年は、今までのランキング方法を大きくリニューアルし、人口10万人未満の「小さなまちランキング」と人口10万人以上の「大きなまちランキング」の2つのカテゴリーに分けてランキングを発表しました。

年齢層によって、目的や必要としているものが大きく違うため、ランキングを分類し、【総合】【若者世代】【子育て世代】【シニア世代】の4部門でランキングを決定しています。

臼杵市は、その中の【若者世代】が選ぶ住みたい田舎「小さなまちランキング」の1位に選ばれました。

臼杵市では、移住希望者へのモニターツアーや説明会を定期的に開催しており、移住よりも前に一定期間滞在し、臼杵を体験しながら移住先などをじっくり考えることができる、空き家を利用した「臼杵おためしハウス」の設置など、移住希望者への支援に力を入れています。

詳しくはコチラ(他ページにとびます)

その他の部門でもランキングに入っています。
重ねてコチラもご覧ください。

海の幸・山の幸など、食材も豊富な臼杵市。
国宝臼杵石仏のもと、歴史と文化にあふれる臼杵市へ是非お越しくださいね♪

紫外線照射&保存作業現場公開について

下記日程にて、紫外線照射作業&保存作業現場公開を実施します。

期間中は、機材や足場などが設置され、担当者が作業を行いますので
観覧に来られたお客様にはご迷惑をおかけすることと思いますが、文化財保護のためにご理解とご協力をお願いいたします。
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【紫外線照射作業実施期間】
・山王山石仏     平成29年11月1日(水)〜11/10(金) ※予定
・ホキ石仏第二群   平成29年11月10日(金)〜11月30日(木) ※予定
  ※上記二か所は、観覧はできますが鉄筋や機械などがあります

【保存作業現場公開】
・ホキ石仏第二群  平成29年11月25日(土)9:30〜13:30
  ※参加無料、観覧料別途必要

ホキ石仏第一群は覆屋改修工事の為、
平成29年11月6日〜平成30年3月31日まで見学ができません。
詳しくはこちらをご覧ください
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<保存作業の必要性>
臼杵石仏は、自然環境の中にあることで劣化しやすいため、毎年保存作業を行っております。
石仏が彫られている岸壁は、約9万年前に阿蘇山噴火の際、
流れてきた溶岩や火山灰が冷え固まってできた 阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれるものです。

これらの岩肌は、水分を多く含み柔らかいため、コケやシダが生えやすく
放置しておくと傷付いてしまいます。

そこで、定期的に除去する作業が必要となります。
このために行われる作業が紫外線照射です。

湿気の少ない秋から冬にかけて、岩に害のない紫外線を当て、
付着した植物を枯死させた上で取り除きます。
これは、臼杵石仏で開発された国内初の画期的な技術です。

今後も臼杵石仏をより良い状態で後世へ伝えていくため、保存作業を進めていく方針です。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

<保存作業現場一般公開について>
毎回とても好評で、参加者の皆様より大変喜ばれています。
普段は立ち入りが禁止されている、柵の中に入っての見学です。

作業スタッフが作業内容や必要性などを分かりやすく丁寧に説明をします。
文化財保全の現場を間近で見ることができる貴重な機会ですので
ぜひ一度ご覧ください。

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