石仏の色めく季節
2025年5月18日

昨日から気温もぐんぐん上がり、雨模様と相まって石仏がよく発色してきました。
気温と湿度が共に高くなると、仏体に造立当時から施されていた色が濃く浮かび上がってきます。
雨の日は、鮮やかな仏様に会える「石仏日和」でもあります。
目安となるのは、何と言ってもホキ1群の地蔵十王像。
元々、色がよく留まっている場所ですがさらに煌々と明るく色付きます。
十王様の手元がいつになくはっきり見えます。
両手を握っているのは、巻物を持っているからでしょうか。何しろ地獄の裁判中ですから。
調書でしょうか?
みなさま、鮮やかな雨の石仏、ご覧になってみませんか?
