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国宝臼杵石仏公式ブログ

立ち上った玉津姫~観音の水の天女様

立ち上がった玉津姫

立ち上がった玉津姫

 ホキ石仏第2群の向かいに「観音の水」という井戸があります。この中には、天女様がいらっしゃいます。

この石像は、石仏造営の伝説に出てくる「玉津姫」だと謂われてきました。

 さて、先日覗いてみると、奥の壁面に立っていました!
以前は、水の中に沈んでおりよく見なければ分からなかったのですが。

沈んでいた頃

沈んでいた頃

立った姿は、お顔の様子もよく見え存在感があります。
掃除の際に、中から救い出してくれたのかもしれませんね。

 この「観音の水」は、ホキ石仏第2群保存工事(昭和5861年)の際に、第1龕の下から湧き出る水をパイプで引いて作られた井戸です。

 水の中の天女像ですが、五穀豊穣を願い雨乞いの女神様としてこの場所に置かれていないか、とされています。

 *この水は飲用ではありません。
 手水としてお使いください。

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