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国宝臼杵石仏公式ブログ

ヤゴがトンボに羽化!

※昆虫が苦手な方はごめんなさい!

蓮畑で、「ヤゴ」から羽化している最中の「オニヤンマ」を見つけました。

自然いっぱいの石仏周辺では、たくさんの生き物を見ることができますが、生体については知らないことも多いので、調べてみました。

まずは「オニヤンマ」という名前の由来から。

険しい鬼のような顔と大部分を占める大きな目、さらにはこのロープのような黄色と黒の縞模様が、鬼が履いているトラ柄のパンツを連想させる、ということからこの名前が付けられたようです。

体長は約11cm、日本で最も大きい種類のトンボで、幼虫は泥や砂の中で生活し3~4年かかって成長するそうです。

東京都では絶滅危惧II類に分類されているということですが、日本では北海道から沖縄まで、全国各地で見つけることできます。

外の世界に顔を出したばかりの大きな大きなオニヤンマ。

見た目とは裏腹に、今にも風に吹き飛ばされそうで、とっても弱々しく、今にもネコや鳥などから一瞬で食べられてしまいそうな、そんな印象を受けました。

普段飛んでいる時は、こんなに至近距離で見たり撮影することはできないので、とても貴重な機会でした。

臼杵石仏には、自然豊かな日本の原風景が広がっています^^

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