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国宝臼杵石仏公式ブログ

3次元で観る臼杵石仏~新しい保存活動のツール

ソフトに読み込ませて、地蔵十王像を上から観たところ。

ソフトに読み込ませて、地蔵十王像を上から観たところ

石仏の3D計測が行われました!

3D計測ってご存知ですか?
立体的なものを異なる地点から複数回撮影し、その写真データをコンピューターに計算させて、バーチャルデータ化することです。

データ化された情報は、専用のソフトに取り込むことで、立体画像を作成することができます。
近寄ったり、直接触ったりすることのできないものの測定に適しているため、石仏など文化財の観測にもぴったりですね。

この手法の画期的な素晴らしさは、正確な図面の残されていない、歴史的文化財や構造物の復元も可能とさせるところにあります。
また、普通のカメラやスマホで撮影してソフトに取り込むだけ、という手軽さも魅力の一つです。

移動しながら写真を連写しているところ

移動しながら写真を連写しているところ

今年の4月に大規模な火災が発生し、せん塔や屋根が焼け落ちる被害が出たフランスの世界遺産、ノートルダム大聖堂。
その復元にもこの技術が活用されているそうです。

臼杵石仏では、将来に貴重な文化を伝えるため、常に保存に向けた取り組みを行っております。
今後、この3D計測データが石仏の詳細なカルテとして、文化財保存の一役を担うことを期待しています。

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