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12/17(日) 「紫外線照射・保存作業現場特別公開&臼杵っこガイド」のお知らせ

ホキ石仏第1群第1龕の様子

ホキ石仏第1群第1龕の様子

 先日お伝えしましたように、今週末は本年度2回目となる「紫外線照射 保存作業現場の公開」が実施されます。

 日時:12/17(日)、10~12時
場所:ホキ石仏第1群第1龕

 12月の初めからホキ石仏第1群第1龕で紫外線を照射しております。
今回ご覧いただくのは、「中間除去」という行程です。

これは、1回目の紫外線照射によって枯死した仏体表層部の地衣類を手作業で除去するものです。着生生物は仏体の水分を吸収し、岩肌を土壌化させ表面を破損させてしまいます。こうした状況を避けるために、毎年除去する必要があります。
逆に、冬場の凍結は仏体内部の水分を膨張させ、表面が押し上げられることで表層部を破損させてしまいます。水分は多過ぎても少な過ぎても悪影響を与えます。お肌と同じですね。

さて、中間除去が終わると、2回目の照射を行い仏体深層部の着生生物を枯死させ取り除く「本除去」を行うことになります。

みなさま、この機会に文化財保存の現場に立ち会ってみませんか?

 また、今回は臼杵っこガイドも登場します。

臼杵っこガイドによるご案内
日時:12/17(日)、10~11時30分
場所:国宝臼杵石仏 各群

子どもたちによる石仏の解説を聞いてみませんか?

臼杵っこガイドも除去作業を観察

臼杵っこガイドも除去作業を観察 ※写真は過去のものです。

古園石仏を案内する臼杵っこガイド ※写真は過去のものです

古園石仏を案内する臼杵っこガイド

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