MENU

9/15~17日「王の字火まつり」のお知らせ~もう一つの火まつり

点火された王の字

点火された王の字

 日時:令和5年9月15日(金)~9月17日(日)※雨天順延
   午後8時から10分程度

場所:臼杵市望月 立石山山腹

 毎年、旧暦八朔の日に行われる「王の字火まつり」。
望月地区に300年間伝わる火災予防を願う伝統行事です。

昔、この地域に大火事が発生したことから始まったとされています。

 なぜ「王」の字かというと、雨乞いの神「竜王様」に由来するとされています。立石山の秋葉神社には火厄けの神「秋葉様」が祀られています。「竜王様」と「秋葉様」が協力して、たとえ火が上がっても雨を降らせて消してくれるわけです。何という頼もしさ!

 ではどのように「王」が描かれるかというと、まず立石山の中腹に王の字になるよう直径1.5mの穴を51個掘り、麦わらを積みます。
各穴に担当が付き、午後8時に一斉に点火します。

闇夜に「王の字」が浮かび上がる瞬間にぜひ立ち会いたいものですね。
「王」がはっきり見えるのは5分ほどですが、10分間くらいは燃え続けます。

地元の有志のみなさまの息のあったチームプレーによって成される伝統の技。

 稲穂が実る少し前、火災予防と豊作祈願を願うにも、ふさわしい時期です。

 みなさま、秋の訪れを告げる「王の字火まつり」をご覧になってみませんか?
望月地区のみなさま、今年もよろしくお願いします!

お問い合わせ
臼杵市観光協会 TEL 0972-64-7130

TOP