2/3(土) 保存作業現場一般公開のお知らせ
下記日程にて、紫外線照射作業&保存作業現場公開を実施します。
期間中は、機材や足場などが設置され、担当者が作業を行いますので
観覧に来られたお客様にはご迷惑をおかけすることと思いますが、文化財保護のためにご理解とご協力をお願いいたします。
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【紫外線照射作業実施期間】
古園石仏群
平成30年1月25日(木)〜2月10日(土) (予定)
※観覧はできますが鉄筋や機材などがあります
【保存作業現場公開】
古園石仏群 平成30年2月3日(土) 9:30〜13:30
※参加無料、観覧料別途必要
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ホキ石仏第一群は覆屋改修工事の為、
平成29年11月6日〜平成30年3月31日まで見学ができません。
詳しくはこちらをご覧ください
■保存作業現場特別公開について
毎回とても好評で、参加者の皆様より大変喜ばれています。
普段は立ち入りが禁止されている、柵の中に入っての見学です。
作業スタッフが作業内容や必要性などを分かりやすく丁寧に説明をします。
文化財保全の現場を間近で見ることができる貴重な機会ですので
ぜひ一度ご覧ください。
■保存作業の必要性
臼杵石仏は、自然環境の中にあることで劣化しやすいため、毎年保存作業を行っております。
石仏が彫られている岸壁は、約9万年前に阿蘇山噴火の際、
流れてきた溶岩や火山灰が冷え固まってできた 阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれるものです。
これらの岩肌は、水分を多く含み柔らかいため、コケやシダが生えやすく
放置しておくと傷付いてしまいます。
そこで、定期的に除去する作業が必要となります。
このために行われる作業が紫外線照射です。
湿気の少ない秋から冬にかけて、岩に害のない紫外線を当て、
付着した植物を枯死させた上で取り除きます。
これは、臼杵石仏で開発された国内初の画期的な技術です。
今後も臼杵石仏をより良い状態で後世へ伝えていくため、保存作業を進めていく方針です。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。