10/31(土)保存作業現場特別公開のお知らせ
下記日程にて、保存作業現場の特別公開を行います。
日時: 2015年10月31日(土) 10:00〜14:00
場所: 古園石仏群
臼杵石仏は、約9万年前の阿蘇山噴火の際に流入した火砕流による「阿蘇溶結凝灰岩」という地層に彫られています。
この地層は、大変柔らかく、水分を多く含んでいます。
そのため、コケやシダが生えやすくなっています。これらは、彫刻表面を傷めるため、定期的に除去する作業が必要になります。
今回行う作業は、紫外線を当て、コケなどを枯死させ、取り除くというものです。
この作業は全国で初めて、臼杵石仏で開発されました。
臼杵石仏では、文化財の保護・保存の大切さをお伝えするために、定期的に作業を公開しております。
この機会に、ぜひ保存という点から国宝臼杵石仏をご覧になってみませんか?