参道のかわいい山野草(ちりあやめ)と小さな仏さま

ちりあやめ
参道では四季折々、様々な山野草と出会うことができます。今朝は、かわいらしい紫色の花「ちりあやめ」を見付けました。
毎年、梅雨前のこの時期に石仏入口からホキ石仏第2群に向かう道沿いに咲きます。
その名の通り、小さなあやめのような姿です。紫陽花の足下にひっそりと、しかし存在感を持って現れます。
さて、暗い岩肌に顔をのぞかせる赤いビビットカラーの実は、野イチゴ。そういえばこの間まで白い花を付けていたな、と1ヵ月前のことが思い出されます。

野イチゴ
小さくても心を惹きつけられる2つの山野草。

ホキ石仏第2群第2龕の九品弥陀
ホキ石仏第2群第2龕の9体の阿弥陀如来さま(九品の弥陀)もまた、小さな仏さまです。極楽浄土へ導いてくれるお迎えの仏さま。
人は生前の行いによって9通りに分けられ、それぞれに対応する阿弥陀さまが現れるとされます。「どの阿弥陀さまが自分の極楽往生に現れるのだろう?」、と考えながら拝見すると表情も少しずつ異なり、いや全く別のお顔をしていると新たな発見も。
小さくても丁寧に向き合うと、心に残るという体験は案外多いもののようです。いつもより目線を低くして、初夏の石仏巡りを楽しんでみませんか?