タイサンボクの白い花~キャンディー市との姉妹都市提携から58年
六月になると大輪の白い花を咲かせ、参道を行く人々の目を惹きつけるタイサンボクの木。参道入口からホキ石仏第2群に向かう道沿いにあります。
この木は、1967年に臼杵市とスリランカ(当時はセイロン)中部の仏教都市キャンディー市が姉妹都市提携をした際の記念に植樹されました。今年で58年目、大きく育っています。
空を向いて咲くので下からの姿しか見えませんが、強い陽射しに眩しく映る白い花びらには独特の存在感があります。
キャンディー市を代表する寺院「仏歯寺」にはお釈迦様の歯が祀られているそうです。そんなことを想いながら石仏を巡ると、お釈迦様が笑顔で迎えてくれるような気がしてきます。ほのかな甘い香りも何だかエキゾチックに感じられます。