保存作業現場一般公開が行われました
毎回好評の専門スタッフの方々による保存作業の現場公開が行われました。
今回はホキ石仏第1群でした。
「これを見に来たんよ!」
とおっしゃる方も多く、たくさんの人に作業現場を見て頂けたかと思います。
「苔の具合はどうですか?」
「ここ(ホキ1群)は水分量が少ないからいい感じに枯れてますよ!」
などと会話を聞いていても面白いです。
今日は昨日に比べて気温が一気に下がり、風も強く、作業員の方たちもとても寒そうした。
大きな岩面に対して、小さな苔をひたすら取り除く作業は気が遠くなりそうです。
普段使っている道具も見せて頂きました。
絵具の筆や、ピンセット、竹串などもありますね。
苔の種類や場所によって道具も使い分けているそうです。
さらには、毎日の天気、気温や湿度の記録、録画データの確認などなど、小さな変化も見逃さないようにたくさんのことを記録し、この大事な文化財を今と同じ姿で未来へ残していけるように、日々奮闘してくれています。
スタッフのみなさま、いつもありがとうございます。
そして、今日は元気な臼杵っこガイド達も登場し、お客様に案内をしてくれました。
子どもたちの案内を聞いて頂いた方、ありがとうございました。
次の現場公開は令和6年2月18日(日)です。
この日が今年度最後となります。
貴重な保存現場の公開日に是非お越しください。