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国宝臼杵石仏公式ブログ

5月の参道、山野草も仏様もそれぞれ

山王山から古園へ向かう途中に咲く、マルハウツギ

山王山から古園へ向かう途中に咲く、マルハウツギ

 梅雨入り前のこの時期、参道にはよく見るといろんな山野草が咲いています。
ひっそりと。

山王山石仏から古園石仏へ続く岩肌に、白い小さな花を見付けました。数あるウツギの一種で、「マルバウツギ」といいます。

蕾は黄色い鈴の様で、5枚の花びらは星の様です。
特徴は、花のすぐ下には葉っぱがないこと。
葉っぱからすーっと枝が伸び、その先に花が付きます。

 藪の中やほの暗い茂みに咲く山野草は白い花が多いもの。
似たような小花が多いのですが、それぞれ特徴があるのですね。

 61体の石仏もそれぞれ特徴があり、味わい深いものです。

九品の弥陀の阿弥陀様もそれぞれ

九品の弥陀の阿弥陀様もそれぞれ

向かって一番左の阿弥陀様、お鼻がちょっと曲がっています

向かって一番左の阿弥陀様、お鼻がちょっと曲がって含蓄があります

 

みなさま、過ごし易いこの季節、草花や仏様をじっくり違いを楽しみながら散策してみませんか?

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