仏も紅葉
11月らしい曇り空が広がる中、参道は木々に明るく照らし出されております
朝晩の冷え込みで、日ごとに深まる紅葉。
数日前の暖かな雨で、鮮やかに発色した石仏。
臼杵石仏の数カ所では、湿度と気温が急に上がると色が濃く浮かび上がります。紅葉とは逆の条件のようですね。
しかし、しっとりと黒く染まる仏体に朱や山吹色が鮮やかに発色する様子は、正に「仏の紅葉」。独特の美しさが漂い、何だか魅了されてしまいます。
色を見るなら、ホキ石仏第1群がおすすめです。
通常でもカラフルな地蔵十王像がやはり目立ちますが、お隣の小さな大日如来様(美仏内閣の総理大臣)がいる第3龕も煌々と光を放っているようでした。
また、一番のイケメンと称される第2龕の阿弥陀如来様(官房長官です)も凛々しさを増しているようでした。
年に数回、不定期に訪れる「仏の紅葉」晩秋編でした。