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国宝臼杵石仏公式ブログ

タイサンボクの花

タイサンボクの花

タイサンボクの花

 石仏入口から参道を歩いていると、大木に咲いた白い花が見えます。
「タイサンボク」の花。

 この木は、スリランカ中部の仏教都市、キャンディー市と臼杵市の姉妹都市提携を記念して1967年に植樹されました。

 キャンディー市は、スリランカの仏教の聖地といわれ、街全体が世界遺産に登録されています。その中核をなすのは「仏歯寺」といわれる仏陀の歯(犬歯)が祀られる寺院です。

 仏陀の歯、お釈迦様の歯ですね。
臼杵石仏にも数体の釈迦如来像がありますが、歯は見えないようです。スリランカにあるから?

空高く咲く白い花、形よく広がる花びらを見ながら仏陀の犬歯を想像してみます。梅雨の晴れ間の参道にて、両市の交流が末永く続くことを願っております。

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