冷たい雨の日、山王山石仏で心に暖を
今朝は、久々の雨を受けて石仏が発色しているかな?と期待して、周って来ました。
湿度と気温の関係で、雨の日に元々の彩色されていた色が浮かび上がることがあります。
これからの時期なら春霞のかかったガラスが曇るような日に、よく起きる現象です。また、梅雨時もねらい目。
何カ所か色が濃く出るスポットがあり、本日も見てみたのですが発色は見られませんでした。
その代わり、期待していなかった山王山石仏が何だか色めいており、いつもに増して温か味と人懐っこさを感じさせられました。
冷たい雨の一日ですが、ほんのり色付いた山王山石仏と向かい合うと、心に温かさが広がるようです。川沿いの菜の花も陽のない日は、黄色が冴えて見えます。
寒いから見えてくる「温かさ」もあるものですね。