たくさんのカニ?
臼杵石仏には、「文化財保存活用研究所」の方々が様々な調査に来てくれています。
温度・湿度の測定に加え、含水量、日照度、雨量、風向風速の測定、さらにはモニタリングしているデータの管理などなど、保存のために大切なことを日々調査してくれています。
臼杵石仏は野外にあるので、定点カメラには稀にイタチやネズミなどの野生動物が映ることも。
今日は、こちらの研究所のMさんと参道で少しお話しする機会がありました。
話しているMさんの手には、ジッパー付きポリ袋。
その中には、なんと!
たくさんのカニ!
後ろは山なので、野生動物なら分かるのですが、なぜか大量のカニ。
サワガニでしょうか?
割と衝撃的な写真ですよね。笑
石仏の下の部分、基壇、写真の仏様の周辺に穴を掘って隠れていたり、下の側溝周辺で見かけるそうです。
参道でもチラホラ。
この小さなカニでも、臼杵石仏へ対しては、少なからずダメージを与える存在です。
Mさんたちは、観測の時にカニを見つけては、袋に入れて、離れた場所へ逃がしてくれています。
でもまた数日もすればここに集まってきているそうです。
よっぽど、ここの苔がおいしいんでしょうね…。笑
仏様についている苔は、なんとなくご利益もありそうです!
仏様のもとで、長生きしそうなカニたちです^^