「もみじ会」のみなさんによる石仏敷地内の美化活動
石仏の敷地内を美しく保つために、活動をされる「もみじ会」というグループがございます。地元深田地区の有志8名で結成されています。
今日は、チケット売り場横の大木を剪定してくれました。
木の枝が屋根にかかり、気になっていたところでしたので、大変助かりました。
朝から、メンバーの方々が道具を持ちより、手際よく作業を進め、みるみるうちに数本の大きな木を伐採。
下準備から後処理まで、手際の良さは、チームワークの良さの表れのようです。
会長の川野悦朗さんにお話しを伺いました。
「もみじ会」の目的は、名の通り、臼杵石仏に美しいもみじの風景を創出しよう、というものだそうです。
臼杵石仏の敷地の景観を美しく保つように、という同じ想いを抱くメンバーの結束力は強く、時間や道具を工面しながら積極的に活動されているそうです。
もみじは、植え付けから大きく育つまで少なくとも約10年を要すそうです。将来の石仏の景観を描くのは、息の長い活動となります。メンバーは60代が中心であるため、その熱意を若い方々に引継ぎ活動を繋げていくことが、重要と語られました。
地元の方々の熱い想いに支えられて、今日の臼杵石仏が在り、また将来にわたって素晴らしい地元の文化財・観光地で在り続けられることを実感させられます。
「もみじ会」のみなさん、ありがとうございました!