保存作業現場公開・臼杵っこガイドが開催されました
11/24(日)、「保存作業現場公開」と「臼杵っこガイド」が開催されました。
保存作業現場公開の行われた古園石仏群では、特別に設置された台の上に、次々とお客様が立ち専門の方の説明を聞きながら、興味深く作業を観察する姿が見られました。
今回公開された工程は、第1回目の照射で壊死した苔類の除去です。
苔類が茶色く変色し、十分に照射された箇所を見極め、表層部を刷毛で丁寧に取り払うというものでした。日々観測に携わる専門家の「見極め」がこの作業の鍵となるようです。
今後、2回目の照射を経て、更に深い部分の苔を除去します。
最後に、撥水材を塗布して本年度のクリーニング作業は終了するそうです。
さて、臼杵っこガイドも各群でお客様をお迎えし、案内しました。
今回参加したのは、臼杵市内の小中学生6人。
原稿は自分で作成したもの。子どもたちの説明により、パンフレットだけでは得られない、心に残る石仏巡りとなったようでした。
また、チケット売り場の川向こうにある「gallery SARAYAMA」では、臼杵焼の窯出し市も開催され、お気に入りの一皿を見付けに来るお客様で賑わいました。
(蔵出し市は、11月25日、10時~16時まで)
朝からあいにくの雨模様となりましたが、夕方になると霧を割って、青空をが現れた深田の里!
イベント盛り沢山の今週末、多くのお客様にお越しいただき大変感謝しております。
ありがとうございました!