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国宝臼杵石仏公式ブログ

雪が降りました

毎日寒い日が続きます。
今年の冬は各地でも大雪となっているところが多いそうで、雪に慣れていない地域の方たちにとっては交通がマヒしたり、転んでしまったりとなかなか大変なことですよね。

少し前の2月1日、臼杵市でも雪がちらほら舞い、臼杵石仏周辺ではうっすらと雪が積もりました。
普段雪を見る機会のない私たちは、大人でさえも少しワクワクしてしまいます。笑

毎回、ホームページでお知らせをしていますが、夜から朝にかけての気温が一定度以下になる場合は、凍結を防止するためシャッターをおろし、各石仏群の温度管理を行います。

石仏が彫られている岸壁は、約9万年前に阿蘇山噴火の際、流れてきた溶岩や火山灰が冷え固まってできた 阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれるものです。

これらの岩肌は水分を多く含み柔らかいため、コケやシダなどが生えやすく、冬場はそのコケなどが凍りつき、石仏に悪影響を及ぼします。

夕方から朝方にかけてシャッターをおろしてしまうため、開館・閉館時間を急きょ変更することが多く、観光に来られるお客様には大変ご迷惑をおかけしております。

※通常は6時〜18時までの営業ですが、シャッターを閉める日は夕方17時まで、翌朝は8時半からとなります。

臼杵石仏を未来へ残していくため、みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。

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